村山 変わってる子なんだなと思いました。あと、歌番組で初披露したとき、カメラ目線でウインクとかタコチューをできちゃう。まだ2年もいないのに、ここまで堂々と振る舞えるってすごいですよね。自分の見せ方も分かっているし。私にないものを持っていて、羨ましいです。
──この夏のAKB48は4年半ぶりの単独ツアーを行なっています。いい雰囲気で回っているなという印象がありますが、いかがですか?
村山 大阪、仙台、広島はツアー選抜という固定メンバーで行ったんですけど、確かにいい雰囲気です。そのベースになっているのは、柏木由紀さんがセットリストを考案してくれた「僕の夏が始まる」公演のメンバーとかなり重複しているということなんです。公演でリハーサルなどを通して時間を共有して、そのうえで、ツアーに突入できた。それが大きいと思います。みんなのスケジュールってなかなか合わないから、時間を共有することって難しいことなんです。みんなに安心感が生まれるし、変に緊張することもなく同じ空間を共有しているので。あと、個人的には柏木さんとの距離が縮まったというのが大きくて。
──そんなに距離を感じていた?
村山 そもそも柏木さん推しだったので。AKB48を好きになったのは、柏木さんがきっかけだったんです。そんな方と「僕の夏が始まる」公演で同じステージに立つのもうれしかったですし、その公演を通して、お話できるようになりました。