【写真】過去最高露出度の写真集を発売した永尾まりや撮りおろしカット【10点】
──20代最後の写真集『Capricious』のオファーがあったときのお気持ちはいかがでしたか?
永尾 とてもうれしかった半面、これまでの写真集でいろいろやらせていただいていたので、どうしよう……という気持ちも大きかったです。今回は海外撮影をしたいという希望を叶えていただいたので、すごく撮影が楽しみでした。
──撮影に合わせて体つくりはしましたか?
永尾 実は油断して体重が増えていたので、写真集が決まってから1ヶ月半ぐらいで、6キロぐらい絞りました(笑)。もともと短期集中型なんです。昼食はサラダ、夕食は豆腐と納豆。夜は1時間歩いて、ジムに週2、ヨガに週2で通って、エステにも行きました。
──かなりのハードスケジュールですね。普段からトレーニングはしているんですか?
永尾 ジムに週1、ヨガに週1で通っているんですが、好きなだけ食べちゃうんですよね。
──年齢による身体の変化はいかがでしょう。
永尾 痩せにくい! 18歳からグラビアを始めて、ずっとダイエットって簡単だなと思っていたんですよ。5日ぐらい前から夜ご飯を抜けば、3キロぐらい落ちて、見た目も綺麗に変わっていたんです。でも今回は1ヶ月半やってギリギリ間に合ったぐらいで、年齢を感じました(笑)。
──それでも1ヶ月半で素晴らしいプロポーションに仕上がっているのはすごいです。
永尾 今回、痛感したのはジムの大切さです。パーソナルジムに通っているんですが、すごく綺麗に仕上がるんです。特にお尻は綺麗な形になったなと。
──撮影に臨むにあたって、どんな写真集にしたいと考えていましたか?
永尾 何も飾らず、偽りなく普段の自分が出せたらいいなと。「永尾まりやって本当はどんな子なの?」って聞かれたら、「この写真集を見たら分かるよ」みたいな。AKB48卒業の年に出したファースト写真集『美しい細胞』(2016)も海外で撮影したんですが、比べて見ると成長した私が見られると思います。
──永尾さん自身のアイディアが活かされている部分もあるんですか?
永尾 自然が好きなので、自然の中で綺麗に撮ってもらいたいというのがありました。なかなか山で裸になることって、普段の生活では経験しないじゃないですか(笑)。撮影でしかできない幻想的な雰囲気は、やっていて開放感があって気持ちよかったです。特に大きい岩の上で脱ぐのは、野生な感じがしました。
──撮影で特に印象に残っていることは?
永尾 スタッフ全員で一軒家の別荘に泊まったんですが、とにかく広すぎて、みんなこんなところで遊んでいるのかと思いました(笑)。
──今回の写真集は同性からの評価も高いですよね。
永尾 露出が多めだったので、構えちゃう女性もいるんじゃないかなと思ったんです。でも綺麗に撮っていただいたので、ありがたいことに女性からも褒めていただいています。
──『Capricious』というタイトルには、どのような意味が込められているのでしょうか。
永尾 「気まぐれ」という意味なのですが、たまに自分のグラビアを見ると、「本当に気ままだなぁ。自由にできてるなぁ」と思うので、私にぴったりな言葉だなと思います。
──普段から気まぐれなところはあるんですか?
永尾 気まぐれというか、思うがままに生きています。どっちに行っても人生だと思っていて、後悔することって本当にないんですよ。
(取材・文/猪口貴裕)