「ミスマガジン2019」グランプリで、『ウルトラマントリガー』のヒロイン、シズマユナを演じたことでも話題となった豊田ルナの2nd写真集『Good to see Moon』が発売された。そんな彼女に、これまでの活動を通して感じた世間とのギャップについて率直な思いを語ってもらった。


【写真】3年ぶりの写真集を発売した豊田ルナ撮りおろしカット【10点】

──これまでの活動で、自分の思いと世間での捉えられ方にギャップを感じることがあったということでしょうか?

豊田 色んなコメントを見ていると「そういうつもりでやったわけじゃないんだけどな」と感じることもあるんです。正しく伝わらないことにむず痒いような思いを感じながら活動していたこともあって、配信などで皆さんにお話しする機会には、そういう思いをポロッと出したりもしていました。きっと私のファンの皆さんは理解してくださっていると思うんですけど、写真でしか私を知らないような方にも、もっとちゃんと伝わるといいなと思っています。

──想定よりセクシーに受け取られて、グラビアを嫌になってしまうことはありませんでしたか?

豊田 「合わない意見を真面目に受け取らないでいい」と思っているし、事務所の方や周りの方々が守ってくださっているからこそ前向きでいられるんだと思います。マイナスなコメントより「良かったよ」と言ってくださるファンの方の声が自分にとっては大きいし、家族が理解してくれているということもあって、めげずにやれているのかなと思います。

──2023年もいよいよ終わりが近付いていますが、豊田さんにとってはどんな年でしたか?

豊田 月並みな感想ですが、今年も楽しかったです。イベントでファンの方にお会いすることもできたし、写真集やカレンダーの撮影、ライブやイベントなどで忙しくさせていただいて、レギュラー出演させていただいているTikTokのショートドラマでも色んな方々と出会えたので、たくさんの学びがあった一年でした。特に「2nd写真集を出したい」という思いは強かったので、今年それが叶えられたのは一番良かったですね。

──2024年はどんなことをしたいですか?

豊田 ファンクラブで何か新しいことをやりたいなと思っています。ファンの方がいてこそのお仕事なので、何かしらの形で感謝を伝えたいと思っています。それから声のお仕事をしたいんです。ドラマや映画、タレント業、グラビア、アイドル、振り付けのお仕事と幅広くさせていただいていますが、声に関するお仕事は、これまであまり経験がないので「やったことがないことは一つもない」となったら面白いかなと思うんです。
そうしたら怖いもの無しじゃないですか? 「やったことあります」と言えるのは、何においても強いことだと思うから、それを増やしたいです。

──最後に改めて、読者の方にメッセージをお願いします。

豊田 今回の写真集を最初から見ていくと、あどけない表情の私からだんだん大人っぽくなっていって、最後は未来を見つめるような感じで終わっていくという、一緒に旅をしているような写真集になっています。タイトルの『Good to see Moon』の「Moon」は、私の名前のルナを表現していて「またルナに会えて嬉しい」という意味を込めているんですが、このタイトル通り、皆さんに「私に会えて嬉しい」と思っていただけるような写真集になっているんじゃないかなと思います。写真集というもの自体を初めて買うような方にも手に取りやすい内容だと思うので、たくさんの方にぜひ見ていただきたいです。

(取材・文/山田健史)
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