『ブギウギ』”呼び捨て＆キス”で幸せ真っただ中のスズ子と愛助に忍び寄る、戦争と病魔
画像（1枚）
趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』（総合・月曜～土曜8時ほか）の第60回が22日（金）に放送され、SNSでは＃空襲警報 がトレンド入り。スズ子（趣里）らしいコミカルな演出ではあったものの、着実に近づく戦争の存在に考えさせられる回となった。


【写真】トミ（小雪）とスズ子の初対面、ほか『ブギウギ』第60回場面カット【5点】

スズ子と愛助（水上恒司）の交際を知ったトミ（小雪）は愛助を呼び出す。スズ子との交際も山下（近藤芳正）をマネージャーにするのも認めないと言われてしまったが、愛助の心は揺るがない。そしてついに、スズ子がトミと初対面することに。どれほど怒られるのだろうと震えていたスズ子だが、トミは怒鳴ったりすることはなく、淡々と要件を話して去って行った。

スズ子はトミの言動から「キッパリ別れろいうことやな」と真意を読み取る。愛助は「僕は、今この瞬間福来さんが好きなんです」と愛が止まらない。スズ子も「ワテも同じ気持ちだす」と気持ちに答え、二人は交際を続行。新たなマネージャーに関しては羽鳥善一（草彅剛）に相談したが、善一は慰問活動のために上海に行くことになったのだという。

マネージャーを見つけてそろそろ仕事を入れないとと考えていた矢先、東京にもたびたび空襲が来るようになった。皆が逃げ惑う中、スズ子はトイレにこもってなかなか出てこない。焦った愛助は「スズ子！」とつい下の名前で呼び、トイレから出てきたスズ子をお姫様抱っこして避難する。

空襲が落ち着き、スズ子は改めて「スズ子でええ」と下の名前で呼ぶように伝える。
思いを募らせた二人はキスをし、お互いの気持ちを確かめあった。初々しい二人にほっこりしたのも束の間、愛助が激しくせき込んでしまう。手のひらには血がついており、次週予告で愛助が結核だと明らかになった。

スズ子とトミの対面、そして戦時下でも愛し合う二人を襲う病…スピーディーな展開に視聴者からは「スズ子呼び捨て&キスまでした幸せの後の、愛助の喀血。来週、見るの辛い」「戦況下でどんな鈴子でも愛おしく思ってる愛助さん。何かええな」「愛助は本当に“今”を生きてるんだな。恋は盲目状態……」など、来週からのスズ子と愛助を不安視する声も多く集まっていた。

【あわせて読む】『金八先生』から朝ドラ『ブギウギ』主演まで…新時代の演技派女優・趣里のキャリアを辿る
編集部おすすめ