【写真】1st写真集では新境地、パピコの撮り下ろしカット【11点】
グラビア撮影に向けてのボディメイクは、基本的に食事制限のみで行っている。
「日頃から、タンパク質を多く食べて、炭水化物を控えるという食生活をしていますが、グラビア撮影の1週間ぐらい前から、お米やデザートには一切口をつけません。もちろん大好物のパピコも我慢します(笑)。その分、いつもよりお肉の量を増やすんです。ステーキだったら絶対に300グラム以上をオーダーします。そうするとストレスも溜まりません。過去に雑誌の表紙撮影で気合いを入れて、断食と脱水をしたんです。もともとサウナが好きなので、なるべく水分を取らず、ボクサーみたいにめちゃくちゃな水抜きをしたんです。
確かに体は綺麗に仕上がって、腹筋のラインも出たんですが、肌が乾燥しちゃったんですよね。健康的というよりは、こけたような印象で、衣装にも合ってない痩せ方をして。かわいらしいフレッシュさが欲しいのに、おなかの線もバキバキに入ってしまった。
体質的に筋トレをしなくても、水分を抜いただけでスタイルはキープできる。しかし、写真集の撮影を経験したことで、ボディメイク面での欲も出てきた。
「三日間、食事のメインをタンパク質にして、水分を抜くだけでシックスパックになるんです。でも完成した写真集を見ると、もっとこうしたいという欲や課題も見えてきました。具体的に言うと、今よりもお尻を上向きにしたいですし、もっともっと自分に磨きをかけていきたいです」
写真集ではセクシーさと大人っぽさを意識して、露出度もスタッフと協議を重ねた。
「写真集を見たファンの方から、『エロいとか、かわいいとかより、まず一言目に“美しい”という言葉が出ました』といったうれしい言葉をたくさんいただいています。私自身、胸がバーン、お尻がバーンって感じのダイレクトな表現より、露出度は高くても、深みのある芸術的なエロティシズムが好きです。着衣による美しさもありますけど、今回の写真集では丸ごとの自分をそのまま見せたかった。
社長にも、『覚悟を決めて今回の写真集に取り組むので、作品のためなら肌も出します』と伝えたら、『そこまで出さなくてもいいだろう』と止められて(笑)。確かにストレートにやってしまうと、ただのエロ本になってしまう。見えないからこそ気になったり、想像をかきたてたりするものだから、そこのバランスはスタッフの方も交えて、長い時間をかけて決めていきました」
自分なりのエロティシズムを表現するために、こだわったのは“肌感”と“表情”。
「おっぱいが大きい、お尻が大きい、くびれがあるというのも大切ですが、何より女性がエロいのって表情だと思うんです。ひとつの表情でも、挑発的に受け止めたり、切なそうに受け止めたり、人それぞれの受け止め方があって、人それぞれの性癖に刺さると思っています。だから今まで見せたことのない、セクシーな表情にこだわりました。
あとは肌感。私は日頃からめちゃめちゃ肌に気を使っていて、1日3回はボディクリームを塗りますし、お風呂では絶対スクラブをしますし、ボディーソープにもこだわっています。今のカメラは鮮明に肌を写し出しますからね。
レタッチの技術も上がっているので後から肌を綺麗にするのは簡単ですけど、どうしても人工的になりがち。もしかしたら自己満足かもしれないけど、先ほどお話しした見えない下着にまでこだわるのと一緒で、肌にもお金をかけていますし、そうして自分がレベルアップするのを実感することで、テンションも上がるんです。
やっぱりパピコって商品だと思うんです。写真集やグッズなどを購入していただいて、その売り上げがあるから活動も続けられるところがあります。需要があるからこそのお仕事なんですよね。今回の写真集も税込みで3,300円もするし、そのお金があれば美味しいごはんを食べられるじゃないですか。
それでも写真集を買ってくれる方がいるから、その期待を裏切らないように、できる限りの努力をして、見えないところまで気を使う。私自身、お金をかけて、丁寧に作られた商品に惹かれますから。だから、そういうプロ意識は常に持っていたいです」
今後は、グラビアはもちろん、バラエティやお芝居にも力を入れていきたいと意気込む。
「女優として活躍していくには、もっともっとお芝居のスキルアップが必要なので、地道に努力をしていきたいです。どんどんバラエティのお仕事にも挑戦していきたいんですが、経験が少ないので、自分の考えを簡潔にまとめるのが苦手で……。自分の気持ちを、分かりやすく相手に伝えるのは今後の課題ですね。
あとは新しいAIプロジェクトの構想も進めています。写真集のタイトル『a/i/o』は、aiとpapicoのアルファベットを掛け合わせていますが、今後AIやロボットによって、さらに働き方は大きく変わると言われています。それは芸能の仕事も一緒だと思うので、今後のパピコの動向に注目していただけるとうれしいです」
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