フジテレビで放送されているテレビドラマ『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)。1月31日(水)に放送された第3話では、南綾子(福田麻貴)と九本凛(関水渚)がそれぞれ婚活に励む姿が描かれた。
(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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綾子が担当編集の相沢(白河れい)との打ち合わせ中に「心揺さぶられる相手と結ばれたい」と言うと、隣のブースで聞いていた九本が笑う。それをきっかけに、いつものように言い合いになる2人。綾子を笑う九本だったが、実は婚活に苦戦していた。というのも、幽霊になった父親・龍二(宇梶剛士)に婚活を邪魔され続けていたのである。

心揺さぶられる相手と出会いたい綾子は、友人の鳥羽(中越典子)とおけけ(橋本マナミ)に相談する。鳥羽からの提案によってラテンダンスの婚活パーティに参加することになり、ダンスの練習に励む綾子。そしてパーティ当日、綾子はとにかく熱いラテン系の男(大貫勇輔)に出会う。“熱盛”と名付けたその男はメキシコ料理のシェフで、官能小説を書いている綾子を熱く肯定。心を揺さぶられた綾子は熱盛と連絡先を交換し、後日デートをすることになる。

一方九本は、女性とのコミュニケーションが苦手な高スペック男子・堂島(風間俊介)と仮交際に発展する。2人がデートをしていると、龍二は2人を邪魔するために九本と堂島を倉庫に閉じ込める。しかし逆に良い雰囲気になった2人を見て、龍二は仕方なく倉庫を開ける。
そして2人はシュークリーム店に行き、記念すべき1万人目のお客様として祝福されるのであった。

綾子は山田(八木勇征)から「熱盛と密室で2人きりにならないように」と忠告されていたが、意見を聞かずに密室でのデートに行く。するとそこはキッチンスタジオで、熱盛はメキシコ料理を作りながら自分の夢を語っていた。綾子はすっかり熱盛に夢中になり、2回目のデートへ。すると綾子は熱盛からプロポーズされ、心を奪われる。

そんな中、そこに偶然現れたのは九本。九本は突然熱盛にビンタして「おい!テメェ!まだこんな所にいたのかよ。心入れ替えて田舎でやり直すってビービー泣いたのどこのどいつだ?」と怒鳴る。綾子が「何?どういうこと?」と聞くと、「もう金取られた?コイツの料理食べた?野菜見せられなかった?畑持ってレストラン出したいって。それコイツの手口だから!婚活中の女に夢語って、一緒に店やろうって出資させるの。金さえ取ったらすぐに姿を消す。何人もやられてるの!」と話す九本。
なんと熱盛は結婚詐欺師だったのだ。

九本は、走って逃げようとする熱盛を取り押さえる。熱盛が「ごめんなさい」と言うと、「ごめんで済むなら警察いらねぇんだよ!このシャバゾウチキン野郎が!テメェなんかな、海に沈めて魚の餌にしてやろうか!」と言う九本。するとそこに堂島が現れ、九本の姿を見て黙り込んでしまう。通りすがりの人に顔割れしそうになる九本を助けるため、九本を連れて走り出す綾子。結局綾子と九本は今回も婚活に失敗してしまうのであった。

今回の放送では、綾子と九本それぞれが婚活に励む様子が描かれた。綾子は心惹かれる相手に出会ったが、その男の正体は結婚詐欺師だった。九本も魅力的な相手に出会ったが、偶然の出来事が重なってしまい、上手くいかなかった。どちらも失敗してしまったが、優しく真っ直ぐな相手の好意をしっかりと受け止める九本の方が、今後綾子よりも上手くいく可能性が高いかもしれない。果たして綾子と九本は婚活を成功させることができるのか。2月7日(水)に放送される第4話を楽しみに待とう。


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