『ブギウギ』第97回場面カット【5点】
「ジャングル・ブギ―」がヒットし、タナケン(生瀬勝久)主演の映画への出演も決まるなど、順調に仕事に励むスズ子。しかし、2歳になった愛子(小野美音)はやんちゃ盛りで、目を離した隙にすぐにイタズラをしてしまう。スズ子は強く叱ることもできず、愛子のイタズラを優しく咎めるしかできないのだった。
そんなある日、タイ子(藤間爽子)が達彦(蒼昴)と共にスズ子の家を訪ねてきた。タイ子は大阪に戻り、旅館の女中として再スタートすることにしたのだという。すっかり顔色も良くなり、明るい声で「スズちゃん」と話すタイ子の姿にホッとした視聴者も多いだろう。スズ子も安心した様子で、大阪に戻る二人を見送った。
一方、羽鳥善一(草彅剛)も「ジャングル・ブギ―」のヒットで更に仕事が舞い込み、大忙し。麻里(市川実和子)は善一を支え3人の子どもを育てながらも、スズ子のことを気にかけてくれていた。スズ子が映画に出演すると知り、愛子を「預かりましょうか」と提案までしてくれたが、スズ子は「ワテが側におらんと…」と断ってしまう。
そしてスズ子は愛子を映画の撮影現場に連れていき、山下(近藤芳正)やスタッフに愛子の面倒を任せることに。しかし、スズ子が撮影している間に愛子が頭にケガをしてしまった。
放送後、育児を経験した視聴者からは「ひとりの子育ては大変だよね」「娘と離れたくない気持ち分かる」と共感の声が寄せられた一方で、「スズ子一人で抱え込んだらだめよ!」「愛子ちゃんのためにも離れる時間が必要なのかも」など、スズ子と愛子を心配する声も多く集まっていた。
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