【写真】『ブギウギ』第104回場面カット【5点】
トミ(小雪)の訃報を知り、スズ子は愛子(小野美音)と共に葬儀に参加。そこには久しぶりに会う(黒田有)や矢崎(三浦誠己)の姿もあり、トミが愛助(水上恒司)の死後すぐに結核を患っていたことを知らされる。
トミがコソコソとスズ子のレコードを買っていたことや、タナケン(生瀬勝久)との映画を見に行っていたことを知り、スズ子は「そんなん聞かされたら余計会いたなってまうわ」とトミに思いを馳せる。
東京に戻り、スズ子が新曲を覚えるのに必死になっていた時、山下が「大事なお話が」と家を訪ねてくる。「マネージャーを辞めさせていただきたいんです」と話す山下はいつもの明るさが消え、元気を失っていた。
山下は、愛助とトミがいなくなり、心の糸が切れてしまったと言葉を振り絞るように話すが、スズ子は「嫌や」の一点張り。結局スズ子は山下を引き留めることができず、山下は新しいマネージャーを連れてきたのだった。
視聴者からは「山下さんの引退は、ある意味愛助との本当の別れでもあるのかも」「スズ子が泣いて止めるのもわかる…山下さんはいちばんつらい時ずっと支えてくれたもんね」「タナケンの退場、トミ社長の死去、山下マネ引退、と一つの時代の移り変わりを描いているのか今週……」と、次々に訪れる別れに悲しみの声が集まっていた。
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