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第101回では“同性婚”“夫婦別姓”と、結婚に関する選択肢の少なさが丁寧に掬い取られた。
当時も今も、日本では同性婚が認められておらず轟と遠藤は法的に関係を結ぶことができない。「結婚するか、しないか」選択肢がある中で悩む寅子と、そもそも結婚という選択肢がない轟と遠藤の対比がはっきりと描かれていた。
そして寅子は、周囲が当たり前に「結婚後は女性が苗字を変える」と思っていることに「はて?」と疑問を抱く。“佐田寅子”として法曹界に名を残してきた寅子が、“星”を名乗るのに抵抗があるのは当然のことだろう。
SNSでは「結婚にまつわる課題、全部出しの週!」「再婚を迷う寅子に、結婚したくてもできない轟をぶつけてくるとは…!」「今日の虎翼すごかったな。どこに着地するのかとても気になる」「今に繋がる問題。今週どう描かれるか期待」など、寅子や轟の悩みを、現代に重ね合わせる声が多く寄せられていた。
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