指原莉乃のプロデュース、代々木アニメーション学院のバックアップのもと2017年に誕生した=LOVE。昨年はファーストコンサートの開催、姉妹グループ≠MEのお披露目、ファーストツアーの開催、6thシングル「ズルいよ ズルいね」で初のオリコン週間ランキング1位を獲得と大躍進を遂げた。
佐々木舞香(19)、齊藤なぎさ(16)、齋藤樹愛羅(15)の3人に2019年を振り返ってもらうとともに2020年の目標を聞いた。


──まずは昨年1年間で、=LOVEにとって一番大きな出来事というと?

佐々木 え~っ、何だろう!?

樹愛羅 「一番」って言われると難しい~!

なぎさ いろんなことがあったもんね。

佐々木 うん。私は1stコンサート(19年2月16日/東京・昭和女子大学人見記念講堂)やデビュー2周年コンサート(19年9月12日/東京・中野サンプラザホール)がすごく思い出に残ってる!

なぎさ (姉妹グループの)ノイミー(≠ME)ちゃんとの合同コンサート「24girls」(19年8月17日/東京・日比谷野外大音楽堂)も!

佐々木 ノイミーちゃんが結成されたのが去年の始めなんだよね。もう1年かぁ~。

樹愛羅 そして、シングル『ズルいよ ズルいね』(19年10月30日発売)がオリコン週間ランキングで1位をいただけたことも大きな出来事!

なぎさ 確かに!

佐々木 さらに春に初めてのツアーがあったし、冬には2回目のツアーもあって……。

──パッと思い付くだけでもたくさんの出来事がありますね。

佐々木 そうなんです。だから「一番」を決めるのは難しいけど、振り返ると「ライブをいっぱいやった年だったな」って思いますね。

なぎさ うんうん。練習もいっぱいしたよね~!

佐々木 そうだね。ライブって本番は1回きりですけど、それを成功させるためにみんなで練習を積み重ねるんですよね。
だから、ライブの回数が増えれば増えるほど=LOVEの団結力も強まるので、2019年は私たちにとって絆が深まった年だったと思います!

──ちなみに、ライブを数多く行なっていると時にはハプニングも起こったりするのでは?

佐々木 「24girls」は私たちにとって初の夜の野外ライブでした。ファンの方のペンライトの光がすごくきれいで感動したんですけど、虫が……。

なぎさ そう! 夜だったから照明に虫が集まってきちゃって、もう大変!(笑)

樹愛羅 あと、「24girls」では靴底の滑り止めが剥がれちゃう事件もあったよね?

佐々木 あった~! ステージの床が滑りやすかったからみんな靴に滑り止めを貼っていたんですけど、踊っているうちにどんどん剥がれちゃって!

樹愛羅 =LOVEと≠ME、合計24人分の滑り止めがステージ上のあちこちにくっつくっていう状況でした(笑)。

──それはリハーサル中に?

なぎさ いえ、本番です! だからみんな心の中ではすごく焦ってたんですよ~!

佐々木 ファンの方はあまり気付いていなかったと思うんですけど、ステージからハケるときにそれを床から剥がして回収していました(笑)。

──そして先ほど樹愛羅さんもおっしゃっていましたが、初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得したことも=LOVEにとって大きな出来事だったと思います。

なぎさ はい。ずっと1位を目指していたので、とても光栄です!

佐々木 1位を取ったと聞いた瞬間はメンバーみんな「え……?」みたいな反応で、全然実感が湧かなかったんですけどね(笑)。でも、ファンの皆さんから「おめでとう」と言っていただいて「本当に1位を取ったんだ」と実感しました!

──なぎささんは『ズルいよ ズルいね』で初めてシングル表題曲のセンターを務めましたが、いかがでしたか?

なぎさ 最初は私がセンターに立つことでファンの方が戸惑ったり、メンバーにも迷惑を掛けちゃうんじゃないかという不安もありました。でも、いろんな方が支えてくださったおかげで、自分の中のネガティブな部分をポジティブに切り替えて頑張ることができたので、本当に皆さんには感謝しています!

──センターという大役を務めたなぎささんを、佐々木さんと樹愛羅さんはどのように見ていましたか?

樹愛羅 私と1歳しか変わらないのにすごい! もし私がなーたん(なぎさ)の立場だったら絶対パニックになっちゃうもん! しかも『ズルいよ ズルいね』はとても大人っぽい曲なのにしっかり感情を込めて歌い上げているから、本当にすごいです! きっとファンの方も驚いたと思う!

なぎさ え~っ! うれしい!!

佐々木 「なーたんは何でもできるなぁ」って思いましたね。歌もそうだし、取材やライブのMCでしゃべる場面でも堂々としているからすごいなと。今はもう、何の心配もしていません!

なぎさ うれしい~! みんなが褒めてくれるからテンション上がってきちゃった(笑)。

──では、デビュー3年目となる今年、2020年の意気込みを聞かせてください!

樹愛羅 結成当初はダンス初心者の子もいたんですけど、パフォーマンス力も演技力もみんなどんどん成長しています! そしてこれからもさらに成長して、見てくださる方が驚くようなステージを届けられたらいいなと思っています!

佐々木 メンバー個人個人でのお仕事が増えてきたこともあって、=LOVEとしての表現の幅も広がっているように感じます。
なので今年はそれぞれが個性を伸ばしつつ、全員が集まったときにさらに大きな力を発揮できるように頑張りたいです!

なぎさ =LOVEにとって2年目はすごく成長できた年だったと思うので、3年目はもっと成長したい! そして、今まで以上に大きな会場でコンサートをすることが私たちの目標なので、それを実現できるように頑張ります!

▽=LOVE 冬の全国ツアー「866」
1⽉10⽇(⾦) @ 名古屋・Zepp Nagoya
1⽉12⽇(⽇) @ ⼤阪・Zepp Namba
1⽉17⽇(⾦) @ 東京・Zepp Tokyo
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