乃木坂46岩本蓮加、彼女感満載の初写真集を発売「自分も大人になったんだなと」

2016年から乃木坂46として活躍する岩本蓮加。初写真集『いたずらな風』（竹書房）が11月19日に発売。今年20歳になった彼女は撮影ロケ地マレーシアで一体何を思ったのか。思い出エピソードを語ってもらう。（前後編の前編）【写真】岩本蓮加撮りおろしカット【5点】――1st写真集『いたずらな風』の発売を目前に控えて、今の心境はいかがですか？岩本 お気に入りのカットがいっぱい入った、大満足の1冊ができました！ 先行カットが公開されるたびにたくさんの反響もいただいて、ちょっと恥ずかしい気持ちもありますけど（笑）、素直にすごくうれしいです。私はもともと乃木坂46の最年少（2016年の加入当時は12歳）だったこともあり、「大人になったなぁ」と感激してくださっているファンの方も多いです。――出来栄えは大満足とのことですが、特にどういった部分に満足感がありますか？岩本 制作に関しては、写真集チームの皆さんにお任せする部分が多いので、チームの皆さんがものすごく愛を込めて作ってくださりました。この写真集を見返すとその温かさを感じて、とてもほっこりした気分になります。この温かさはご覧になっていただければきっと伝わると思いますし、幸せな気持ちになっていただけるんじゃないかなと思っています。――岩本さんは「写真集を出すこと」についてどう捉えていましたか？岩本 写真集は「ここにいることの証明」かなと思います。自分の軌跡を1冊の本で表現できるからこそ、重みのあることだな、って。誰もが出せるものでもないですし、「いつか自分も写真集を出せる日が来るなら、相当すごいことだな」と考えていました。――これまで乃木坂46のメンバーが出した写真集をご覧になってきて、どんな気持ちでした？岩本 メンバーの写真集を見て、毎回ドキドキしていました（笑）。普段一緒に活動しているのでもちろん知っている表情もありますけど、私たちメンバーですら知らないような表情をしているカットもあって。ページをめくるたびにワクワクするし、やっぱり写真集って素敵なものだなと感じていました。――となると、今回写真集の制作にあたって「ページをめくるたびにワクワクする」ような1冊にしたいという思いもあったのでは？岩本 はい、ありました。「ファンの方が好きな私」も「ファンの方がまだ知らない私」も見てもらいたくて。実際に撮ってみると私自身ですら知らなかった自分の姿もあったので、この1冊でいろんな私を楽しんでいただけると思います。――では、写真集のテーマやコンセプトを教えてください。岩本 キメキメにするよりも、カジュアルで「彼女感」のある写真集にしたくて。また、ありがたいことに女性のファンの方も多くいらっしゃるので、お洋服やメイクといった視点からも楽しめる写真集にしたいという思いがありました。――ロケ地はマレーシアと東京。マレーシアに決まった経緯は？岩本 チームの皆さんと話し合って決めました。私は海外に詳しくないので、いろいろとご提案をいただいて。「可愛らしさもある写真集にしたい」という思いもあったので、街並みが華やかでカラフルな建物も多いマレーシアに決まりました。――撮影前の準備として、ボディメイクなどどんなことに取り組みましたか？岩本 あえて、特別なことは何もしませんでした。頑張っていつもと違うことに取り組むと、逆に緊張につながりそうな気がしたし、体もびっくりしそうだな、と（笑）。特に何もせず、普段通りを心掛けました。――生活サイクルを変えないことで、メンタル的に良い状態で撮影に臨んだわけですね。岩本 そうですね。リラックスしたまま撮影に臨めたと思います。――初の写真集ということで不安はありませんでしたか？ 例えば誰かに相談したりアドバイスをもらったりしました？岩本 それも特にないかな。もともと事前に写真集チームの皆さんとお話をしたりコミュニケーションを取っていて、「このチームなら大丈夫！」という心強さや安心感があったので、何の心配もなかったです。――マレーシアでの撮影はいかがでしたか？ 印象や思い出を聞かせてください。岩本 マレーシアの方は優しい方が多かったです。皆さん笑顔で歓迎してくださって、「温かい国だな」って。印象に残っているのは、早朝のビーチで見た朝焼けがものすごくきれいだったことです。早朝だったので涼しくて、空気も心地良かったですね。また、ホテルで撮ったカットがあるんですけど、このホテルは私が選びました。いただいた候補の中にすごく可愛いホテルがあり、「ここで撮りたいです！」とお伝えして。実際に行ったら本当に可愛くて、テンションも上がりました！ 写真の出来栄えもすごく良くてお気に入りです。――そして、写真集には岩本さんの大人っぽい表情や姿も収録されています。岩本 今までずっとメンバーの写真集を見ていた側だったので、撮影にあたって「いよいよ私も撮るんだな……！」と。自分も大人になったんだなとしみじみ感じました。――やはり撮影時は緊張しましたか？岩本 いえ。現場の雰囲気がすごく良かったですし、撮影中も「これはこうしたらいいんじゃない？」といろんなアイデアを提案していただいたりお話をしながら撮り進めていって、一緒に作り上げていく感覚が楽しかったです。達成感もありました。――仕上がった写真を見て、どのように感じましたか？岩本 素敵に撮っていただいてうれしかったです。（撮影をしたフォトグラファーの）SAKAI DE JUNさんの色の使い方や光の使い方が、すごくきれいで可愛くて。私自身もカメラが好きなので色味や構図を気にするんですけど、すべてが素敵だったので本当に満足しています！――マレーシアでの裏話や撮影時のハプニングなどはありますか？岩本 先行カットにも出ているんですけど、本気で寝ている写真が使われています（笑）。セットチェンジをしている間ベッドで待機していたらそのまま寝ちゃって。そしてパッと目を開けたら写真を撮られているし動画も回されているし、しかもそれがしっかり写真集に使われているという（笑）。――寝顔を使われるのは恥ずかしいのでは？岩本 恥ずかしいです！ でもこれも私の素ですし、写真集じゃないとなかなか見せることのない貴重なカットだと思うので（笑）。――先ほど「達成感」という言葉もありましたが、1st写真集を完成させたことでどんな感情を得られましたか？岩本 乃木坂46に加入して、現在9年目。8年間活動してきたこと自体が私にとっては誇りなんですけど、ここにいた証として写真集を残せることが改めて本当にうれしいです。私にとっての宝物ですし、とても重みを感じます。そしてこの写真集が、応援してくださっているファンの方への恩返しになればいいなと思いました。【後編はこちら】乃木坂46岩本蓮加、加入時12歳から20歳に「人っていくらでも変われるんだと感じられた8年間」

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