【写真】「にこるんビーム」でテレビ界を席巻していた10年前の藤田ニコル【3点】
飾らない発言で出演するテレビ番組を盛り上げ、専属モデルを務める雑誌『ViVi』では歴代最多の表紙出演、夢だったというアパレルやコスメのプロデュース業も好調な現在。
本書のテーマは「垢抜けの方法」。自分磨きの中で彼女が見つけた、「可愛くなるためのテクニック」をわかりやすく解説している。
表紙には本人が選んだ、お気に入りのカットを使用。自分なりに模索しながら垢抜けた“今の藤田二コル”が写された1枚が選ばれた。
10年前、「にこるんビーム」でテレビ界を席巻していた頃の藤田ニコル。分厚い前髪と濃いめのメイクがトレードマークで、目の下から広範囲に入れたチークは“殴られたのか?”と話題になっていた。
「エゴサーチしたら、“藤田ニコルブス”でトレンドになってた」 と本人も振り返る通り、 SNSなどで誹謗中傷を受けたことは 「自己肯定感を1回ぶっ壊された」 経験だったと話す藤田。でもそこで立ち止まらないのが彼女の強さ。もっと可愛くなりたい一心で、メイクやスキンケアを研究し、最近また「自分は可愛い」と思えるようになったと語っている。
本書は藤田ニコルが垢抜けるために実践した82のテクニックを紹介する1冊。メイク方法やスキンケア、ボディケア法、考え方まで、彼女がもがきながら見つけた“可愛くなる方法”を余すところなく語り尽くされている。
大きく変わったのがメイク。自宅にコスメ部屋を作るほど化粧品オタクの彼女は、気になるアイテムは片っ端から試し、1日として同じメイクの日はないと話す。そのメイクテクはプロ顔負けで、本人が目指す「The 芸能人顔」に近づけるべく、目頭に引く“丸切開ライン”や、鼻や輪郭を削るシェーディング方法なども考案。そのメソッドを本書で解説している。
そのほか、スキンケアやダイエットの話や、下着のイメージモデルになったこと開眼したというバストケア方法など、垢抜けるためにできるあらゆることが収録されている。
いくらメイクを変えたとしても、気持ちが前向きでなければ可愛くなることはできない。それは「垢抜ける方法は自信を持つこと」だから。みんなにブスと言われて自信を失った時でも「可愛くなりたいって思いを諦めたことはない」という藤田。「自分に24 時間向き合う」「愛されようとしい」「食事に名前をつけない」「検査で自分の体を知る」など、ニコル流の“可愛くなるためのメンタル思考法”も必読だ。
人の外見を悪く言ったり、もっときれいになりたくて努力している人に水をさしたりする人がいる。藤田も色々なことを言われて辛かった経験から、「可愛くなろうとする人たちの足を引っ張るんじゃなくて、いいね、よく頑張ったね、って褒め合いたい」という想いを持つようになったと話す。
参考にしたら誰もが前向きになって、可愛くなれるような「藤田ニコル流・垢抜けメソッド」が収録された1冊になっている。
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