【写真】『ホロライブ』百鬼あやめのコスプレを披露、まひなさんの撮り下ろしカット【10点】
今回、お話を伺ったのは、VTuberグループ『ホロライブ』より百鬼あやめのコスプレをしていた、まひなさん。普段はフリーランスの衣装屋としてライブアイドルの衣装製作を行っているとのこと。その一方で自身もきらびやかな衣装を纏うことに関心があったといい、昨年の冬から本格的にコスプレ活動を開始したとのこと。そんな彼女に、コスプレのこだわりや、今後の目標について訊いてみた。
――まずは普段の活動を教えてください。
まひなさん 元々アイドルが好きというのもあり、フリーランスの衣装屋として主にライブアイドルの衣装を作っています。これまで「きゅるりんってしてみて」さんや「NANIMONO」さんの生誕祭衣装などを担当させていただきました。
――アイドルを目指すのではなく、衣装作りなのですね。アイドルを好きになったキッカケを教えてください。
まひなさん 高校生のときにメイドカフェで働いていたのですが、店内BGMでアイドルの曲が流れていたのがキッカケで好きになりました。高校卒業後は服飾の専門学校に進学して、「もし自分が作るならアイドル衣装かな」と思ったんです。
――そのまま目標としていたアイドルの衣装を作っていると。
まひなさん そうですね。なので、たまに自分のコスプレ衣装も制作しています。
――すごいですね! ちなみに、コスプレ活動を開始したのはいつからですか?
まひなさん ちゃんとコスプレを始めたのは、一昨年の「冬コミ」なのですが、本格的に活動し始めたのは2か月前くらいですね。
――まだ始めたばかりなのですね。衣装屋さんが自分でコスプレしようと思ったきっかけを教えてください。
まひなさん なんとなくやりたいなとは思っていたものの、正直コスプレイヤーさんを見ているだけで可愛いし、満足していたんです。でも、仕事にも少しずつ慣れてきたのが大きいかもしれません。
――アイドル衣装とコスプレ衣装の制作に違いはありますか?
まひなさん コスプレ衣装を作るのって、実はかなり大変なんですよね。理想の布がなかったり、生地の柄が特殊だったりすると、下手したらアイドル衣装より何倍も難易度が高いです。正直、買ったほうが早いと思うこともあります。
――コスプレする前と後で、イメージの違いなどがあれば教えてください。
まひなさん 思ったより大変だし、奥が深いなと。
――具体的に奥が深いと思うポイントは?
まひなさん スタイルを綺麗に見せようとすると、人体に無理がある動きだったりするんですよね(笑)。でも、それが上手な子はすごく綺麗だと思いますし、そういうコスプレイヤーさんたちから学びながらやっています。ウィッグ一つでも奥が深いですし、こだわり始めるとお金も時間も労力もかかるので、本当に大変だと感じています。
――では、今日のイベントの感想をお願いします。
まひなさん 前回と比べて撮っていただけているな、という手応えを感じています。SNSも自分なりに頑張っていたので、その成果も少しあったのかな……。
――ちなみに、この衣装はどうやって準備したのですか?
まひなさん これは素直にネットで買いました(笑)。基本的にSサイズしか着ないのですが、間違ってXLを買ってしまったので、だいぶ詰めています。
――そんな中で、こだわっている部分を教えてください。
まひなさん 全体的にシルエットを意識しました。あやめちゃんの全身を改めて観察したときに、スカートが腰よりも上の方に来ているような作りだなと思ったので、自分でスカートを縫って短くしました。
――なるほど。では、自作するのはどんなときですか?
まひなさん どこにも売られていない衣装や、買ったけど納得ができなかったときに自分で作るようにしています。時間もお金もかかりますしね。あとは、作りたい衣装かどうかも大事です。最近は自分用だけでなく、誰かのためにも作りたいという気持ちが大きくなってきました。
――制作依頼も受け付けているのですか?
まひなさん アイドル衣装の制作は1人でやっていて、ほとんど休みがないですし、そもそもお値段が張ってしまうので、本当にこだわりたい子がいればですね。コスプレイヤーさんはただでさえ出費が多いので、難しいかもしれませんが……。
――2025年が始まったばかりですが、今年の目標を最後に教えてください。
まひなさん 今年の目標はSNSフォロワー1万人を目指しています。それと、自作衣装を4、5着くらいは作りたいと思って、すでに1着制作を進めています。
――ちなみに、完成と初出しの予定は?
まひなさん 早くて次の「アコスタ」ですね。
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