元ZOCの・藍染カレンが、7日(金)放送のラジオ番組『でぃぐらじ』(FMヨコハマ・毎週金曜15時~19時「Tresen Friday」内)に登場。DJ・IMALUに卒業前後のエピソードを明かした。


【写真】藍染カレンのフォトエッセイ『藍臓』収録カットほか【14点】

藍染は昨年11月4日をもってZOC(現・ZOCX)を卒業。1月31日(金)には初フォトエッセイ『藍臓』(玄光社)を発売した。 番組では卒業前後のエピソードや、フォトエッセイに込めた想いや撮影の裏話が明かされた。

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IMALU 『藍染カレン フォトエッセイ 藍臓』はどんな1冊になっていますか?

藍染 ZOCに在籍中は、2冊ほど出させてもらったんですけど、1人で出させていただくのは初めてだったんです。自分のパーソナルなことだったりとか、グループのことだったりとか、表であまり喋ってこなかったことを話したいなと思って、フォトエッセイの形にしました。文字も写真も盛りだくさんになってます。

IMALU 凄いですよね! 写真ももちろん盛りだくさんですけど、インタビューもだいぶロングインタビューですよね。

藍染 3時間とかですね。ZOCのパートだけでも時間をかけて話させてもらったので。

IMALU インタビューを答えるのも考えるのも、現実的な話ですけど、チェックするのも大変そうだなと思いましたね(笑)。色んなファッションをしていて、テーマごとに全然違うカレンさんの写真がたくさんあるんですけど、気になったのが、髪色が全然違いますよね。ウィッグなんですか?

藍染 この赤いのは赤い髪の時に撮らせてもらって、黒髪っぽいのは全部地毛ですね。
エクステもあったりとかして。髪を痛めつけまくってます(笑)。ウィッグは使ってないんですよ。髪型でスケジュールを取るみたいな感じで、「この髪の時はこの部分撮って、ここからは赤くなるので!」みたいな(笑)。卒業間近の怒涛の時に、赤い髪のカットは撮影しましたね。

IMALU 髪型もそうだしファッションもそうだし、全然ルックが違う写真がいっぱい入ってますよね。あと気になるがタイトルの「藍臓」ですけど、こちらはどういう意味を込めたんですか?

藍染 結構堅苦しいタイトルなんですけど、愛しいと憎しみの「愛憎」っていう言葉があるじゃないですか。あれが私のソロ曲の『紅のクオリア』っていう曲に入ってるワードでして、私がZOCをやっていく中で愛憎に近い気持ちになってて、このワードを使いたかったんですよ。なので私の名前から「藍」と、今まで話さなかった内側を見て欲しいということで、心臓の「臓」をあてさせてもらいました。

IMALU 学生時代の話とか生い立ちの話とか赤裸々に話されてますもんね。もう1つ気になるのは、大森靖子さんとの対談ですよね。かなりのロングインタビューで。
改めて大森さんとじっくり話したということで、どうでしたか?

藍染 「卒業します」ってお伝えしてから3か月しか時間が無かったんですけど、良い意味で楽しんで私の卒業を一緒に作ってくれたので、すごくありがたかったですし、インタビューも卒業した次の日に撮ったんですよ。卒業したてホヤホヤみたいな状態で改めてじっくり話すことができたので、すごく良い内容になったんじゃないかなと思います。

IMALU 大森さんと言えばZOCのメンバーでもあり、重要な人物でもありますから、いろんな経験を一緒にされてきたんですよね。

藍染 そうですね。私がこの本を出すにあたって、「第一章は大森靖子かな」っていう(笑)。ここから新たな私になるために入れさせてもらいました。卒業してからの方が靖子さんに対して友達っぽいというか、フラットに接せるようになりましたね。これから違う形でお仕事するようになったけど、旅行とか行けたらいいなとか(笑)。いつ会っても久々に会った気がしないので、これからも定期的に会いたいですね。

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フォトブックには、ZOCのメンバーとして切磋琢磨してきた大森への感謝と、今だから話せることを詰め込んだという藍染。また、ZOC在籍時からミュージカルや舞台等に出演していた藍染は、今後の活動として“俳優業”を選択したとのこと。「これで生きていきたいと思って。
なんにせよステージが好きなんですよ。歌って踊ることもそうですし、ステージにいることが一番生き生きできると思いますね。」と、今後の展望を語った。

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