橋本環奈主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』(総合・月曜~土曜8時ほか)第99回が20日(木)に放送された。

【写真】手術を控える聖人(北村有起哉)、ほか『おむすび』第99回場面カット【5点】

胃の調子が悪いと訴えていた聖人(北村有起哉)。
検査結果は、聖人が最も恐れていた胃がんで手術を受けることに。ステージ2とまだ早期だったものの、同席した愛子(麻生久美子)は「はぁ…」と思わずため息を漏らした。結(橋本環奈)も「大丈夫」と言いながら、仕事中も聖人のことを心配している様子だ。そんな結を見かねた塚本(濱田マリ)が気を利かせてくれたのか、聖人は急遽NSTの対象患者に。結はNSTメンバーとして聖人の病室を訪れる。

患者と管理栄養士として聖人の前に立った結は、気まずそうな表情を浮かべながらも「食べるのも治療の一つです。手術を乗り切るためにしっかり食べましょう」と仕事モードで聖人を励ます。聖人もそんな結につられて「はい。頑張ります」と敬語になり、思わず愛子の口元が緩む場面も。付き添っていた翔也(佐野勇斗)は「お父さんに説明してる顔なんて、凛々しくて頼もしかったぞ」と、結の働きぶりに感心したようだ。

家族みんなの応援を受け手術に挑む聖人だが、「手術…痛いんやないかなって」「全身麻酔で目ぇ覚めへんかったらどないしよう」と心配が頭をよぎり食欲が出ない。すると結は「退院したらどっか行きたいとこない?」と退院後の楽しいことを考えようと提案する。
「海外でもいいし…」と想像を膨らませる結を前に、聖人は考えを巡らせた後「なら、糸島行きたい」と笑みを浮かべた。「愛子と二人でもいいけど、歩や結や、翔也や花と一緒に糸島行きたい」…聖人のささやかな願いに、結は少し目を潤ませ「しっかり食べて元気になろうよ」「食べり」と聖人に箸を差し出した。

SNSでは「今日の回もほんとによかったしめっちゃ泣いた…」「聖人さんの、退院したらみんなで糸島へ…って言葉、本当に胸に来るものがあった」「『糸島行きたい』でボロ泣きだった」「聖人さんも糸島大好きだったんだなぁってわかってすごく嬉しかった」など、聖人の本音に涙したとの声が多く集まっていた。

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