【写真】スタジオゲストの笹崎里菜、ほか番組カット【10点】
『ダマってられない女たち』とは、映像を通してさまざまな女性の生きざまに触れ、自身の価値観などと照らし合わせながら、“女性の幸せ”について飾らない言葉で語り合うバラエティ番組。
今回は、大河ドラマ『べらぼう』出演で話題を呼んだセクシー女優・藤かんなに密着。大学院卒業後、上場企業で研究職を勤め、副業でバレエ講師もしていた藤が32歳でセクシー女優に転身した理由や、デビュー後に起きた炎上騒動の真相、大河出演への思いなどを告白。異色の経歴を持つ藤の生きる道に迫った。
密着では、藤がセクシー女優に転身したきっかけを赤裸々に語る場面も。会社員として働いていた29歳の頃、ストレスで性欲が爆発した藤は、不特定多数の男性と夜を過ごすように。
そんな中で出会った男性と交際したものの破局し、「男の人にすがる、異性を拠り所にしてしまった自分の愚かさ」「将来への不安」を感じた藤は、「よっしゃAVや!」とセクシー女優の世界へ飛び込むことを決意。
以前からよくセクシービデオを見ていたという藤は、「たくさん見る中で、“この女優さんやったら私の方がカラダきれいちゃう?”って変な自信を持っていたりもした」と明かし、研究職とバレエ講師をしながら32歳でセクシー女優デビューを果たすまで経緯を振り返った。
デビュー後すぐに勤務先にバレて会社を辞めた藤は、その1年後に“セクシービデオの出演がバレて会社をクビになった”というネット記事をきっかけに講師をしていたバレエ教室もクビに。
そして、藤がバレエ講師をクビになったことを報告したSNSでの発信が大炎上し、ついには週刊誌で“セクシー女優のバレエ講師は不適切か?それとも職業差別か?”と取り上げられるほどの大騒動に発展。
この事をきっかけに「大阪の知り合いにほぼバレちゃった状態になったので、ある意味生きやすくなるなと感じた」と、自分の武器を生かして活躍できるセクシー女優の世界で生きていくことを改めて決意したと振り返った。
また、大河ドラマ『べらぼう』出演について、「(吉原の遊女を描くシーンで)ちゃんとセクシー女優を使ったことに対してNHKの本気を感じた」と語った藤。「うれしい!台本までちゃんとくれるんやと思った」とドラマの台本を片手に笑顔を見せ、「撮影も7時間かかった」「とてもいい経験になりました」「本当にうれしかった」と喜びを噛み締めた。
セクシー女優としての仕事を天職として楽しみながら、自身の壮絶な人生を綴った自叙伝を出版するなど精力的に活動する藤は、密着の最後に「AV関係なく私が書いたものを読んで、ちょっとでも幸せに、スカッとしてもらえる、そういう風な発信をしたい」「エンタメでみんなをハッピーにしたい」と今後の夢を語った。
スタジオでは、紆余曲折を経て明るく人生を歩む藤の密着VTRを見届け、“マイナスな経験がプラスに変わったこと”をテーマにトークを展開。「入社前の一件」と内定取消し騒動について切り出したゲストの笹崎里菜に、「喋らしてもらっていい?」と割って入ったヒコロヒーは「学生時代に銀座で水商売のアルバイトしていたことがバレて内定取り消しになった」と、笹崎に代わり事のあらましを語った。
そして「裁判を起こしたっていうのをニュースで見て、めちゃくちゃ骨ある女やんと思った」「絶対アナウンサーになってくれと思った」と熱弁したヒコロヒーに、「この話1回もした事ない」と苦笑しながら笹崎は「10年前はネットリテラシーもなかったので、めちゃくちゃ叩かれた」「21歳で仕事もしてないから、逆に守るものもない。失うものもなくて、今思えば強かった」と回顧。
「内定取り消しになった時は1回心が死んで。1週間くらい死んじゃって、だけど“このまま終わってたまるか”って、行動に起こさないと何も変わらない」と、裁判を起こすまでの心境を明かした笹崎にMC陣は「すごいんですよ」「飲みに行きたい」と称賛を送った。
また、「家で仕事の相談はできる?」という質問に、「元々はプライベートと仕事を分けたいタイプ」「今はアナウンサーから殻を破ってタレントに近い事をしているので、家でも先輩がいるので聞いたりします」と、タレントとしての先輩であり夫の元KAT-TUN・中丸雄一との家庭での一幕を明かした。
また番組では、一時はうつ病による芸能活動休止を経験した元HKT48・兒玉遥の“卵子凍結”に密着。さまざま困難を乗り越え、再び芸能の世界に戻ってきた児玉が“卵子凍結”を決意した理由とは。
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