現役高校生の16歳で妊娠し、17歳で長女を出産した聖菜。その後、ギャル系雑誌『egg(エッグ)』で「現役女子高生ギャルママモデル」を務め、話題を呼んだ。
出産から約1年が経った2020年3月には、自身のYouTubeチャンネルにて、妊娠から出産までを語った動画をアップしており、322万回再生(2025年2月4日現在)を記録している。出産から約6年が経った今、改めて妊娠当時のことを振り返ってもらった(前後編の前編)。

【写真】3月には2nd写真集も発売する聖菜の撮り下ろしカット【18点】

――17歳のときに蘭愛(らら)ちゃんをご出産され、当時所属されていたギャル系雑誌『egg』で「現役女子高生ギャルママモデル」を務められました。そもそも、いつ頃からギャルに目覚められたんですか?

聖菜 小学生くらいからダンスをやっていて、髪を染めたり派手な格好はそのときからしていましたね。中学生になって、2個上の先輩にかわいい人がいたので、憧れてギャルになったという「あるある」な展開です。

――周りにギャルが多かったんですか?

聖菜 中学校は校則が厳しかったので、あまりいなかったです。それにお母さんも厳しくて好き勝手はできなかったので、できる範囲のギリギリを攻めてギャルをしていました。でも、髪は染めていましたね(笑)。

――それは校則が厳しい学校的にはアウトでは……?(笑)。

聖菜 怒られました(笑)。でも、不良みたいな感じではなかったです。ただおしゃれが好きな女の子みたいな感じで、髪を染めて怒られたりはしていたんですけど、ちゃんとわきまえていました。
式があるときは黒染めをするといった感じで、器用にギャルをやっていましたね。賢いギャルだったってことで!

――確かに賢いですね。当時のギャルらしいエピソードはありますか?

聖菜 やっぱり勉強は好きじゃなかったので、基本的に授業中は話を聞いてなかったんです。でも、お母さんが厳しいので、テストがある2日前か前日に、みんなが授業で聞いていた内容をオールで勉強していました。毎回一夜漬けで、数カ月分を1日で吸収しようとしていたので、テストは毎回6点みたいな。

――6点!? ちなみに、それは何の科目で?

聖菜 全部です。頑張って全部解いていたんですけど、毎回6点で「あれ、おかしいな……」って。お母さんにはめっちゃ怒られていました。

――ご両親はかなり厳しいみたいですね。

聖菜 そうですね。門限もありました。私の性にあってなくて本当に嫌だったので、子どもには厳しくしないようにしています。


――ご出産されたのは2019年で、6年前です。妊娠が発覚したときは16歳だったそうですが、当時はどういった心境でしたか?

聖菜 妊娠していると思っていなかったので、まさかのまさかでした。何百分の1の確率が当たっちゃったなっていう。でも、ネガティブではなくて、ポジティブな“まさか”でしたね。根っからのギャルなので。(両親に)報告したときも、マイナスな感じではなかったので、堕ろすっていう判断は1ミリもなかったです。

――葛藤はなかったと。

聖菜 なかったです。この性格っていうのもありますし、お互い愛し合っていたので。

――高校生活に支障はきたしませんでしたか?

聖菜 通信制の女子校に通っていたんですけど、週3、4で通わないといけなかったので、ちゃんと行って勉強していました。だから、ギャルではあるけど、社不(社会不適合者)ではなかったです。学校には臨月まで行っていました。


――出産後2週間で学校に復帰されたそうですが、体に問題はなかったんですか?

聖菜 全然問題なかったです。(病院に)何も確認取らずに、ノリで復帰しちゃったので普通ではないと思うんですけど(笑)。さすがに、出産後3日以内は体調的にきつかったですが、3日過ぎてからは通常時と変わらなかったので、制服を着てメイクもして、普通のJKと変わらない感じでしたよ。

――当時は、学業、子育て、『egg』などのお仕事と、三足のわらじを履いていたと思います。

聖菜 今思えば大変だったかなと思いますが、当時はその状態がデフォルトだったので「やるしかないっしょ!」って感じで、淡々とこなしていました。今の生活と比べると、ご飯を作って、レポートやって、子育てもって思うと、大変だったなって思いますが「しんどい」ってことはなくて、やること多いなみたいな感じでしたね。本当は真面目なのかもしれないです(笑)。

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【後編はこちらから】ギャルママモデル聖菜・芸能界デビュー時は「地獄」 内向的な性格変えるために「努力は人の何倍も」
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