今年20周年イヤーに突入したAKB48。4月2日発売の65thシングル『まさかのConfession』では、18期研究生の八木愛月がAKB48史上初となる研究生センターに抜擢されている。
彼女のパーソナルな部分と、今後のAKB48についてを聞いた(前後編の後編)

【写真】AKB48史上初の研究生センター、八木愛月【5点】

──八木さんがアイドルに憧れるきっかけは何だったんですか。

4、5歳の頃に『ヘビーローテーション』を歌っているAKB48がTVで最初に見たアイドルで、すぐに大好きになりました。そのグループで今こうしてセンターをさせていただけて、本当に光栄です。おじいちゃんも凄いAKB48が大好きなので、自分の友達に誇らしげに自慢してくれているみたいです(笑)。

──AKB48に加入するまで他に影響を受けたアイドル・アーティストはいますか。

主にAKB48をずっと好きだったんですけど、パフォーマンスが凄いなと影響を受けたのは、中学時代に知った欅坂46の平手友梨奈さん。自分の世界に入っているところが凄いなと思って、衝撃を受けましたね。私もこんなダンスをやってみたいと思って、高校でダンス部に入りました。

──そのキレキレのダンスパフォーマンスはクールな印象もありますが、YouTube『AKBの素を出すちゃんねる』での変顔対決は120%で頑張っていて、ギャップがすごいですよね。

お笑いについては意外と色々な引き出しを持っていたりします(笑)。私はあまりNGが無くて、いただいた機会は全力でと決めているので、変顔もやっちゃいました(笑)。パフォーマンス面では、クールで力強い楽曲と、今回の表題曲のような王道アイドル路線どちらにも合わせられる二面性もあると思うので、そこを見比べていただけたらと思います。


──同期の18期生への想いもとても強いですよね。

本当に全員素敵な子で、それぞれ持っている個性が違うんです。私が今回センターに選んでいただいたので「18期ってどんな子がいるんだろう」って知ってもらえるように、このシングルを全力で頑張りたいです!そしていつか同期全員でシングル選抜にって、8人で「やったね!」って笑い合いたいです。

──休日もメンバーと過ごすことが多いんですか。

メンバーとは、お仕事が一緒で早く終わったら、よく食事や買い物に行ったりしています!1日休みがあったら、いつもお母さんと出かけますね。買い物も行きますし、ジョイポリスとか行っちゃったりして、アクティビティも何でもありです(笑)。

──『AKBの素を出すちゃんねる』で、推しメンだという千葉恵里さんと企画でデートしましたが、その後プライベートで仲は深まりましたか。

それまで千葉さんは高嶺の花すぎて、話しかけに行けなかったんですよ。でもこの企画後、凄い会話も増えて、お誕生日プレゼントにリップを渡すことも出来ました!「今日このリップ使ってるんだ~」って見せに来てくれた千葉さんが、もう可愛すぎて最高でした。2人での写真を今も待ち受けにしています。

──AKB48以外の先輩との交流としては、「AKB48 20th Year 『なんてったってAKB48』歌謡祭 in 品川ステラボール」の千秋楽で、元モーニング娘。の後藤真希さんと2人で『LOVEマシーン』のセンターを務められました。
後藤さんからどんなことを学びましたか。

リハーサルからレッスン場でご一緒させていただいたんですけど、その時からオーラやプロ意識が違いました。リハーサルは1、2回通して終わることが普通なんですけど、後藤さんだけは「あーダメだった、もう一回いいですか?」とか、完璧にやろうという気持ちが凄くて。紙いっぱいにずっとメモされてて、今までもこうして努力されてきたんだなと、学ぶことばかりでしたね。本番では本当にギラッギラのオーラで、会場も盛り上げてくださって圧巻でした。

──何か後藤さんからかけられた言葉はありましたか。

本番前に「ここ一緒に向き合いますか?」と言ってくださって目を合わせたり、後藤さんを吹き飛ばす振付けにためらっていたら「思いっきりやっていいよ!」って言ってくださいました。なので本番は「グイっ」て触らせていただきました(笑)。本当に優しくて温かい方でしたね。

──今後のAKB48の展望についてもお聞きしたいのですが、20周年を迎え、グループとしての目標、夢はありますか。

12月に始まった新しい劇場公演『ここからだ』で総監督の倉野尾成美さんがおっしゃってたように、AKB48として大きな目標は東京ドーム公演です。先輩方も劇場公演から経験を積んで東京ドームに行ったじゃないですか。
先輩に続いて、第二期黄金期を創っていけるように、私は大好きな劇場公演を、今まで通り一公演一公演大切にしていきたいです。

個人的にもう一つ目標があって、『ヘビーローテーション』とか『恋するフォーチュンクッキー』のような“AKB48といったらこの曲”というのを、今のAKB48で育てていきたいと思っています。今回のシングルがそうなれるように、私もセンターとして精一杯盛り上げたいです。

──最後にファンの方へのメッセージ、また初めましての方にアピール、意気込みありましたらお願いします。

ファンの方には、皆さんの力が無ければ絶対にここまで来ることは出来なかったので、とにかく私はファンの方がすごい大好きだよっていうのを伝えたいです。

初めましての方には、私はおっちょこちょいとかおバカとか思われることも多いんですが、もっともっとこの曲と向き合って努力して、沢山の方にAKB48を知ってもらいたいなと思うので、八木愛月とAKB48の応援をよろしくお願いします!

【前編はこちら】AKB48史上初の研究生センターは小嶋陽菜、指原莉乃の推しメン「チャンスを全部ものにしたい」
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