俳優・藤木直人がMCに加わった『旅サラダ』が、4月5日(土)に生放送された。スタジオセットがリニューアル、テーマ曲も松下奈緒がピアノを担当した「遠くへいけるよ meets 松下奈緒」(いきものがかり)に変わり、心機一転のスタートとなった。
 

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「おはようございます。ついに始まって、ワクワクしかないです」と土曜の朝が似合うさわやかな笑顔で登場した藤木は、生まれて5歳まで暮らしていたという岡山県倉敷市を旅した「ゲストの旅」を紹介した。スタジオではVTRに生ナレーションを入れながら、松下奈緒や勝俣州和らに旅先での様子を楽しげに話す藤木。

「桃太郎のからくり博物館」では、館長が披露した“ちくわ笛”を体験した様子を紹介し、VTR明けのスタジオでは「このあと、移動中の車でずっと(ちくわ笛)を練習しました。家に帰ってからも、ちくわを買って練習して、音が出なくて食べました」とお茶目なコメントで笑わせた。

後半は、桜鯛を狙って、自前のタイラバ(鯛釣り用の擬似餌)を用意して児島漁港から船で出発するも、あいにくの雨に気温4度と言う悪天候で釣果無し。それでも持参してきた2本のマイ包丁で、船長が用意してくれた桜鯛を見事に卸して、包丁さばきを見せていた。

番組終了後の記者会見には、MCの松下奈緒と藤木直人、勝俣州和、大仁田美咲ABCテレビアナウンサーが出席。藤木は、「ロケもスタジオも昨日の歓迎会も楽しかったです」「生放送の番組は初めての挑戦だったので、緊張するかなと思っていたけど、奈緒ちゃんが仕切ってくれたおかげで全然緊張せずにできました」とにっこり。

松下と藤木は2011年に刑事ドラマ(「CONTROL~犯罪心理捜査~」)でバディを組んで共演していた経緯もあり、「それがリラックスして臨めた理由かな」と話した。勝俣に対しては「僕、学生時代のあだ名が一時期“チャチャ”だったんです。(勝俣が所属していたCHA-CHAの)メンバーの西尾拓美さんにちょっと似てるってことで」と話しかける。


「今後やってみたいことは?」という質問には「知らない場所へ行ってみたいし、取材交渉もしてみたい」と答え、「日本縦断!コレうまの旅」を担当する大仁田アナに「一緒に“コレうま”に行っていただけますか?」とオファーされると「挑戦してみたいです」と意欲を見せた。

残念ながら岡山の旅では桜鯛を釣れなかったが、かなりの釣り好きのようで、「次に行くなら暖かくて魚がいっぱい釣れるところへいきたい」と話して笑いを誘った藤木。実は『ゲストの旅』の候補に「沖縄でGT(ロウニンアジ)を狙いたい」と挙げていたのだとか。「GTを狙うには3日くらい必要」ということで今回はお流れになったという。

前日には、旅サラダ出演者とスタッフで藤木の歓迎会をしたという松下と勝俣。すでにその場が「初めましての感じがなくて、みんなで楽しくご飯を食べた会でした」と松下が話すように、会見中も笑いが絶えない4人。

「野球で例えると奈緒ちゃんがピッチャーで僕がキャッチャー。大仁田とか旅サラダガールズ、ボーイズ、ロコレコのメンバーでチームを作って、そこへホームランが打てるDH(藤木)が来たという感じ。でもやっぱり監督は神田正輝さん。神田さんも毎週番組をチェックしてるって言ってたので、怒られないように楽しくやりたいです」と勝俣。

藤木も「神田さんが築き上げてくれたイメージが大きな番組。これからも、頑張らずに楽しんでいきたいと思います(笑)」とイタズラっぽくコメントして、会見を終えた。


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