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「女優界最強」説の発端となったのは、6日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』。公開中の映画『片思い世界』でトリプル主演を務めた広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人が出演した。
3人はプライベートでも仲良しだといい、杉咲は「すずちゃんがキックボクシングに連れて行ってくれた」と発言。清原はアグレッシブで現在も習いに行くほどキックボクシングにハマったそうだが、杉咲は「私、あれ以来、もうちょっと断念しました」「やってる最中から、私にはこれ向いてないって」と告白した。
断念した理由は「すずちゃんにボコボコにされた」からだそうで、広瀬とのスパーリングで一方的にやられたことで心が折れてしまったようだ。
広瀬は「(ボコボコに)してない、してない」と否定し、「(杉咲は)リズムとかより反射的な人じゃん?反射神経いいから、そうやったほうが楽しくて、燃えてくるかなって思ってたの」と釈明。しかし、清原は「ほんとに強かったからね」と広瀬の強者ぶりを笑って証言し、杉咲は2人から「もう1回やってみよう」と誘われてもまったく気乗りしない様子だった。
広瀬が人気女優を「ボコボコ」にしたのはこれが初ではない。昨年4月には、川口春奈がTBS系『日曜日の初耳学』のスペシャルに出演した際、VTRで登場した広瀬が「(川口を)ボコボコにしました」と明かしている。
川口は広瀬と同じくキックボクシングを習っており、対面2度目でスパーリングをすることになったという。実際のスパーリング映像も流れ、広瀬の鋭いキックが川口の肩に何度もヒット。ハイキックが川口の顔をかすめる場面もあり、川口が途中から戦意を喪失するほど広瀬が一方的に攻撃していた。
この対決について、広瀬は「ボコボコにしました。半泣きでした、はーちゃん(川口)は。でも、これは戦いだから」と振り返っていた。
一方の川口は「マジで強くて。優しくして、本当に軽くねって言ったのに、スタートってなった瞬間に目の色が変わって『怖っ!』て。めちゃくちゃ食らって心折れちゃって」と述懐し、広瀬の豹変ぶりを明かしている。一部の視聴者からは「広瀬すず、格闘技のセンスあるけど容赦なさすぎ」「半泣きの川口さんが可哀そう」といった声まで上がるほどの迫力だった。
それを受けて、広瀬は自身のSNSで「スパーリングの動画 あれは遊びだからね?!笑 仲良いからできるやつね?本気じゃないからね?笑」と説明。さらに「反応が可愛すぎて、、、ついあの顔するはーちゃんを求めてしまいました」「ごめんよはーちゃん でもまた絶対やろうね」とつづり、「かわいい子をついいじめたくなる」という少し危ない癖をのぞかせつつ、川口に再戦を呼びかけた。
注目なのは「あれは遊び」「本気じゃない」と断言したこと。つまり、遊び程度でキックボクシング経験者の川口を半泣きにさせてしまうほどの強さを発揮したことになる。
プロから見てもその強さは相当なもののようで、2023年にキックボクシングで無類の強さを誇っていた現プロボクサーの那須川天心がテレビ番組で、広瀬の実力について「めっちゃ動けてる。
そうした経緯があったうえで、先述の「杉咲花をボコボコ」というエピソードが新たに明かされたことで、広瀬に「女優界最強」説が持ち上がったのだ。
しかし、女優界には他にも「最強」の有力候補がいる。少林寺拳法の元師範である父に鍛えられて初段を取った戸田恵梨香、高校時代からアクションを習って毎日のようにボクシングの練習もしていた清野菜名、武術太極拳の世界ジュニア武術選手権大会(槍術)で2度優勝した山本千尋、小学生で始めた空手で全国大会3連覇の実績があり2023年にキックボクシングの試合にも出場した宮原華音ら、現代らしい「強い女性」を体現する“猛者”たちが少なからずいるのだ。これ以外にもアクション習得や美容のために格闘技を習っている女優は多い。
時代を反映した「強く美しい女優」たちがさらに増えていきそうで、広瀬×川口、広瀬×杉咲のようなドリームマッチが今後も実現する可能性がありそうだ。
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