【関連写真】『人生を変えた!天才番付SHOW』で天才生徒役について語る武田鉄矢
連ドラとして放送されたシリーズ8作から、武田自身がそれぞれ天才生徒役を一人づつチョイスした。時代を遡る形で発表された8人の生徒は以下の通り。
●8シリーズ(2007年度) 高畑充希
優等生の田口彩華を演じた田畑について、武田は「台詞覚えに関しても演技にしても100点満点。レベル・ランクが違う…大竹しのぶとか桃井かおり級」と、演技派女優二人の名を挙げて絶賛した。
●7シリーズ(2004年度) 濱田岳
やんちゃだが友情に厚い狩野伸太郎役の濱田はNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』『麒麟がくる』、連続テレビ小説『わろてんか』『カムカムエヴリバディ』に出演し、『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』シリーズ(テレビ東京系)では主人公・浜崎伝助を演じ、「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」のCMでは武田と共演した。
●6シリーズ(2001年度) 上戸彩
性同一性障害を抱える鶴本直という難しい役を演じた上戸について、武田は「存在そのものが飛び抜けてた」と絶賛し、「この子は時代を作るなと思った」のだという。
●5シリーズ(1999年度) 風間俊介
風間が演じた兼末健二郎は、武田曰く「シリーズの中では珍しく陰湿なイジメ役で、これが怖い。風間はそういう天才性を持った子で、才能あるな、悪い役が似合う」と述懐した。
●4シリーズ(1995年度) 小池直樹
適応障害を持った生徒・桜木伸也を演じた小池は、金八に出演する以前は役者経験ゼロだったというが、武田は「こないだまで素人だったのに、名演技やるんですよ。いじめられてそれでもニコニコ笑うのは芝居としては難しいが、演技が鮮やかに伝わってくる子でした」と振り返った。
●3シリーズ(1988年度) 浦朗子
アル中の父親(前田吟)と二人暮らしの生徒・山田裕子役の浦を、武田は「大した子でした。見てると泣けるんだよね、芝居が成立しているので」と高く評価した。
●2シリーズ(1980年度) 直江喜一
隣の中学から転校してきた不良生徒・加藤優役の直江について、武田は「この作品で一躍日本中にその名を馳せた」と振り返り、「全部体から芝居を絞り出す、演技者でしたよね」と評した。加藤が以前の中学に立てこもり、手錠をかけられ警察署に連行されるところを母親が追いかけるシーンは、シリーズ屈指の名場面として今も語りつがれている。
●1シリーズ(1979年度) 杉田かおる
14歳で妊娠する浅井雪乃を演じた杉田について、武田は「芝居は群を抜いていて。台詞の正確さ、演技の変化とかは大人の俳優に十分太刀打ちできる能力を持っていた」と評し、「忘れがたい生徒」と思い返した。
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