住野よるの同名小説を映画化した『か「」く「」し「」ご「」と「』が、奥平大兼、出口夏希のW主演で5月30日(金)より全国公開される。今回、佐野晶哉(Aぇ! group)演じる高崎博文こと、ヅカの場面写真が解禁された。


【写真】ヅカを完璧に演じきった佐野晶哉の場面カット【3点】

本作は、“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”男女5人の、純度100%の尊い日々を描く青春ラブストーリー。原作は累計発行部数80万部を突破し、2017年の原作発売から若者を中心に根強い人気を誇る。

W主演を務めるのは、『MOTHER マザー』(20)にてスクリーンデビューを果たし、「日本アカデミー賞」など数々の映画賞にて新人賞を総なめし、その後も話題作に立て続けに出演。さらに、1月クールのTBS日曜劇場『御上先生』でも話題沸騰の今最注目の若手俳優・奥平大兼。引っ込み思案で自分に自信の持てない主人公・京を演じる。

底抜けに明るい性格でヒロインよりもヒーローになりたいと願う・三木直子(通称ミッキー)役には、モデルとしての活躍のみならず、映画『赤羽骨子のボディガード』(24)など俳優としても活躍の場を広げ、第46回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した注目度No.1の若手俳優・出口夏希。

その他、体育会系でいつも明るく笑顔な人気者・高崎博文(通称ヅカ)役に、佐野晶哉(Aぇ! group)、予測不能な言動でいつもマイペースな黒田文(通称パラ)役に、菊池日菜子。内気で控えめな性格で、ある日突然学校に来なくなる宮里望愛(通称エル)役に、早瀬憩。いま最も勢いのある若手キャストが集結した。

今回解禁となったのは、佐野晶哉演じる高崎博文こと、ヅカの場面写真。奥平演じる内気な京の親友であり、出口演じるクラスの中心・ミッキーの幼馴染でもある役どころ。一見、キラキラした“王子様キャラ”を醸し出す一方、実は内面には複雑な想いを抱えている。


佐野は、Aぇ! groupのメンバーとして、アーティストとして活躍する一方、俳優として出演した『20歳のソウル』では、影のある役どころを演じ、グループ活動では見られない、新たな一面を見せている。

そんな”二面性”のある活躍を見せる佐野だからこそと、本作のオファーに至った。

その期待通り、いつもニコニコ笑顔であっけらかんと明るいその奥に、思慮深さを感じさせるヅカを完璧に演じきり、中川監督も「細かい指示を出した記憶がないですね。いつも自然体でその場にいてくれました」と振り返る。

今回解禁された場面写真でも人気者らしい笑顔を見せながらも、影のある表情も見せており、ヅカが内に秘めている想いが気になるところだ。

さらに、今回が初共演だった奥平と、周りが驚くほど急速に仲良くなったという佐野。2人が演じた京とヅカの親友同士という設定にリアルな空気を送り込んでおり、そんな2人のシーンにも注目だ。

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