【写真】赤西仁、錦戸亮の『Numero TOKYO』ソロカットほか【7点】
特集では、ジュエリーブランド・ブシュロンのアイコンコレクション「キャトル」を纏ったビジュアルとともに、ロングインタビューを含む全10ページで2人の“今”に迫っている。
メイクルームでは談笑し、撮影中は互いに心を許した者同士ならではの空気を漂わせた。ストーリーのタイトルは「響き合う心、個性という輝き」。その言葉どおり、穏やかで自然体な2人の姿が印象的な内容となっている。
赤西は、錦戸との撮影について「亮ちゃんとの撮影はかなり久しぶりだったけど、あまり考えることもなくフラットな気持ちでした」と語っている。
また、自身のキャリアや働き方についても赤裸々に語った。
「10年前に独立に舵を切ったのも、シンプルに自分がやりたいことを叶えられる環境へ行きたかったからにほかならなくて。もちろん職種によってまったく違うと思うけれど、僕の場合でいうと、独立して、自分のペースで自分のやりたいことを自分の手でできるようになったとき、やっと仕事に楽しさや充実感を見いだせるようになれた。それまでも忙しく働かせてもらってはいたけれど、どこか部活の延長みたいな感覚というか、与えられたことをこなしていけば大丈夫だった部分もあって。今は働くも休むも、すべてが自分の発信になる。会社があって、社員もいて、彼らにも家族がいて生活があると思うと、やっぱり働かないといけないし。働く意義がダイレクトに自分自身に響いてくる」
一方、錦戸も40代を迎えた今の心境について、率直な思いを明かしている。
「20歳、30歳のときも『まだまだこんなクソガキなんか』っていうふうに自分の中では思っていて。でも、40歳になってみると『まだクソガキやけど、大人になった部分もあるな』と思えるようになってきた。同時に、歳を重ねることに対して絶対に抗いたくないっていう気持ちが芽生えた。見た目で言えば、予防できることは予防しつつ、緩やかにしていくくらい。いい感じで枯れていきたいです。40歳になってみると、どうしたって『これが自分なんだな』と受け入れるしかないし、ある程度生き方や考え方は定まってくる。『直さなアカンな』とは思いつつも、自分の中で〝正解〞と思っているところもけっこうあったりで。過去の選択があって今があるわけだから、それを間違いにしない未来をつくるしかないかなと」
2人の共同プロジェクト「N/A」は2019年に始動。今年6月からは、待望のアリーナツアー「N/A LIVE 2025 “THEMEN IN THE ARENA”」の開催も控えており、これは2020年にコロナ禍で中止を余儀なくされたライブを“成仏”させる意味も込められている。
錦戸は「お客さんの前に立つこと自体が久しぶりだけれど、そんなに構えていないし、ただ楽しくできたら。みんなでわちゃわちゃして『おもしろかったね!』で笑って帰ってもらえたらそれだけで十分で」とライブへの思いを語っている。
また、『Numero TOKYO』公式YouTubeチャンネルでは、今回の撮影のメイキング動画も公開される予定だ。
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