【写真】ホストクラブの客・彩(青山倫子)にキスを迫る真人(成宮寛貴)ほか【12点】
第5話では、“魅惑的な殺人鬼”が生まれるまでの過去が明らかに。
真人の足跡をたどるため、南沢は北海道の児童養護施設に行き、そこで幼少期の真人の写真を指差すと、職員は「その子は金倉俊紀くんですよ」と指摘。そして、俊紀には妹がいること、震災孤児であること、腕に火傷の痕があることを聞き、あまりにも真人の特徴と一致していることに南沢はいぶかしむ。この疑念の手がかりを得るべく、南沢は俊紀の妹が入院している病院を訪れると、そこには真人の姿があった。
金倉俊紀(カルマ)は、離れて暮らす妹の茜に「大手企業で働いている」と語るも、実態は特殊詐欺グループの幹部。ある日、詐欺拠点が摘発されると、大金を抱えて北海道から東京に逃走。上京後パチンコ店で働いていると、同じ児童養護施設で育った神城真人と偶然再会。
妙に羽振りの良い真人は、3000万円もの万馬券を当て、それを自宅に保管していることを包み隠さず告白。浮かれた真人が「生きてりゃいいことがある」と熱弁すると、俊紀は「そうだよな…」とポツリ。そして、真人を家に誘い、泥酔して眠り込んだことを確認すると、俊紀は「これからは俺がお前の代わりに生きるよ」と言い放ち、灯油に引火。炎に包まれる幼馴染を置いて、家を飛び出した。
真人の3000万円を奪い取り、俊紀が向かった先は美容外科クリニック。
客の彩(青山倫子)がホストたちの乱闘を収め、自宅で俊紀を手当することに。そのお礼で俊紀はキスをしようとするも、彩は「バカは嫌いなの」と拒否。そして、俊紀が知性をつけた時、再会を約束。また、彩は源氏名ではなく本名を問うと、俊紀は「真人」と回答。こうして“神城真人”としての人生を歩み出した。
そんな過去を一切知らない妻の澪(瀧本美織)は、相変わらず真人に依存する日々。ある日、真人が文鳥に指を噛まれ出血すると、澪はその指を舐め、血を吸い取る。
ついに明らかになった真人の出自、そして無慈悲に暴力・裏切りを繰り返す真人の姿に、視聴者からは「狂気に満ちすぎ」「サイコパスすぎて怖い」「ヤバいヤツだけど色気がすごい」という声が殺到。真人の謎が解明された第5話は、現在も無料で見逃し視聴が可能だ。
また、今作の新たなPR映像が到着。“魅惑的な殺人鬼”・神城真人が次のターゲットである妻の澪に妖しく微笑む姿や甘い言葉をかける様子、さらには一転して背筋が凍るような衝撃的なシーンの数々が散りばめられている。愛と正義と狂気が魅惑的に絡み合う今作に注目だ。
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