お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、5月1日に自身のYouTubeチャンネルにて、「粗品のファンがキモ過ぎる」との挑発的なタイトルで緊急配信を行い、怒りを露わにした。

【写真】ギター片手にロックな姿を見せた粗品【2点】

話題となったのは、11月3日に開催される「ギャンブル4兄弟」の名物企画「チンチロ」公演について。


これまでにも日本武道館や横浜アリーナといった大舞台で開催されてきた実績があり、7777円と「ゾロ目」にこだわったチケット価格。粗品、シモリュウの前田龍二とシモタ、ダブルヒガシの大東翔生の4人による「ギャンブル4兄弟」がサイコロの出目で勝敗を競うゲームを披露するというだけの内容ながら、ファンの中でも“通好み”のイベントとして支持されてきた。

今回、粗品の怒りを爆発させたのは、1次選考が終了したチケットのキャンセル状況。まず粗品は「現時点でチケット応募が3万ぐらい来てます。初動で」と報告。ネタも歌もないギャンブルショーとしては驚異的な数字にも見えるが、次に口にした言葉が衝撃的だった。

「事件起きました。チケットが7500枚流れました」

つまり、全体応募数の4分の1が予約後に支払いがなされずキャンセル扱いになったというのだ。

原因は、客のクレジットカードの限度額オーバーや残高不足で、このケースは通常のお笑いライブではほぼ0件。仮にキャパが約8000とされる武道館であれば無観客となる異常事態である。同様のキャンセルは武道館で600枚、横浜アリーナでも2500枚あったというが、今回は横浜アリーナから3倍、武道館から10倍以上になったことで、粗品は「おい…客層終わっとるやんけ! 今年も。ええってこの流れ。
チンチロの客層終わっとる! そして俺のファンが終わっとる」「お前ら、金ないんやったら、応募してくんな!」「結局、俺を支えているコア層ってやっぱ、クズなんだってのが分かりました」などと声を張り上げた。
 
しかも、動画内では、「もう1個事件あって」と新たな話題を投下。なんと7500枚のうち8枚に関しては、「クレジットカード不正利用によるキャンセル」だったことも明かされた。
 
荒ぶる粗品の動画に、ファンも釘付け。コメント欄には「金が無くてもライブ応募するのファンの鑑」「流石に枚数エグすぎるやろ」「応募してるんだからお金払うのなんて当たり前なんだけど、このイベントだけはお金払ってる自分に誇り持ってる」「1次先行申し込むの忘れてたから、この客層に感謝しかない」などとさまざまな声が上がっている。

粗品の怒りは収まらないようだが、それでもこのカオスを楽しんでいるのは、他でもない本人なのかもしれない。

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