5月9日(金)より全世界配信がスタートした是枝裕和監督の短編映画『ラストシーン』が、公開3日間で再生回数1,000万回を突破。複数の情報番組で取り上げられる話題作となっている。


【画像】透明感溢れる福地桃子の声に惚れるファン続出『ラストシーン』【14点】

『ラストシーン』は、全編 iPhone 16 Pro で撮影が行われた是枝監督“初”のタイムトラベル・ラブストーリー。ヒロインを務めるのは福地桃子(27)。是枝監督作品への出演は Netflix 「舞妓さんちのまかないさん」(2023)以降、二度目となる。

福地桃子は NHK 連続テレビ小説「なつぞら」に夕見子役で出演したことを皮切りに、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の 13 人」、ABEMA✕Netflix「わかっていても」、舞台「千と千尋の神隠し」千尋役など、主演・ヒロイン作品含む多くの話題作に出演。

過去の出演作では、屈託のない笑顔や愛らしさを見せ、様々なジャンルの作品でその存在感を放ってきた。しかし今作では、そんな彼女のふとした儚さと相反する軽やかさといった、"浮遊感"が作品に色を添えている。

福地が演じるのは、主人公・倉田(仲野太賀)の孫で、50 年後の未来からやってきたヒロイン・由比役、主人公の未来の妻であり由比の祖母・琴乃役、脚本を書き換えた後の未来に生きる少女・麗奈役。27 分の短編の中で 3 役を演じ分けている。

ヒロイン・由比は天真爛漫でコロコロと表情を変えるコミカルな女の子。主人公のモノマネをしてみたり、いじってみたりとこれまでに見たことのない新たな一面を魅せてくれている。

福地本人は 「とても緊張感もあったのですが、いい意味で圧を感じない。もちろんカメラで撮られていることは分かっているんだけど、本当に撮れているの?とちょっと心配になるぐらい、良い状態のカメラとの距離感を作ってくれた」と撮影時の心境を明かした。


公開後、視聴者からも「福地桃子ちゃんの透明感すごいな…」「ヒロインの福地桃子さん、声めっちゃいい。一生聴いてられる」「福地桃子の仲野太賀のモノマネがうますぎて心掴まれちゃった」といった声や、「福地桃子は是枝裕和の長編主役もやって欲しい」「福地桃子さんの空気感すごく魅力的」「(2人とも)笑顔が素敵で幸せに満ちあふれているのに、時折すがたを見せる桃子ちゃんの儚さと太賀くんの涙を見ると、この2人だからできた作品だなと思う」など多くの反響を呼んでいる。

本作で彼女の持つ様々な表情やお芝居の繊細さを魅力に、女優として躍進していくことは間違いないだろう。

【あわせて読む】福地桃子がNHK大河『鎌倉殿の13人』で好演、坂口健太郎演じる泰時をビンタする場面も
編集部おすすめ