【写真】らいむたそさん『魔法騎士レイアース』タータ コスプレ撮り下ろしカット【7点】
今回お話を訊かせてもらったのは、漫画『魔法騎士レイアース』より、チゼータ王国・タータのコスプレをしていた、らいむたそさん。自己肯定感の低さから、「写真が苦手」「自分の顔が嫌い」と語る彼女が、コスプレを通じて自信を取り戻していったという。そんな彼女に、コスプレを始めたキッカケや、今後の目標を訊いてみた。
――コスプレ歴は長いですか?
らいむたそさん 8年くらいですね。
――結構長いですね。始めたキッカケは?
らいむたそさん 小学生のときに『クロノ・トリガー』のルッカのコスプレがしたくて、帽子とかスパッツを真似していたんです。でもそれをお姉ちゃんに見つかって、めっちゃ馬鹿にされたんですよ。すごく恥ずかしくなって、しばらくコスプレからは距離を置いてました。ちゃんと始めるまで、けっこう時間がかかりましたね。
――どうしてお姉さんは馬鹿にしてきたのでしょう……。
らいむたそさん あの頃って、今みたいにコスプレが広く受け入れられてなかったんですよ。コスプレしてる人はちょっと奇抜というか、「恥ずかしい趣味で隠すべきもの」みたいな風潮があって。だからお姉ちゃんも、否定的だったのかもしれません。
――再開したとき、お姉さんは何か言ってきましたか?
らいむたそさん その頃にはもう一人暮らししてて、あんまり関わってなかったんですよね。でも今は公式レイヤーのお仕事をいただけたりもしているので、多分、認めてくれてるんじゃないかなって思います。
――ということは、活動してること自体は知ってるのでしょうか。
らいむたそさん 多分バレてますね(笑)。むしろ、私のファンになってるんじゃないかなって思ってます!
――コスプレを始めて良かったと思うエピソードってありますか?
らいむたそさん 自分に自信がなかったし、写真がすごく苦手でした。でも、コスプレを通じて「似合ってる」とか「かっこいい」とか言ってもらえるようになって、少しずつ自信がついてきました。同じ作品が好きな人たちと話すのもすごく楽しくて、閉じこもりがちだった世界がパッと広がった感じがしましたね。
――自信がなかったんですね。
らいむたそさん 今は整形もして、ちょっと可愛くなれたと思ってます(笑)。
――メイクやポーズじゃなくて、根本から変えたいという気持ちだったと。
らいむたそさん そうですね。昔から自己肯定感がすごく低くて、自分の顔が本当に嫌いだったんです。それで「なんで撮影会モデルなんか始めたんだろう」って自分でも思うんですけど(笑)、多分、「自分はブスじゃない」ってどこかで信じたかったんですよね。
――それってすごく大事なメンタルですね。でも、相当勇気がいったんじゃないですか?
らいむたそさん はい、昔はもう加工必須で、「無加工の写真はSNSに載せないでください」ってお願いするレベルでした。でもファンの方が「可愛い」って言って載せてくれる気持ちもわかるし、自分磨きを頑張ったことで「無加工でもOKです」って言える回数が増えたのは嬉しかったです。
――整形したことを公言しているのでしょうか。
らいむたそさん 隠してはいないです。ただ、豊胸だけはしてないんですよ!それなのにネットで「豊胸した」って書かれることがあって……。
――ちなみに整形にどれくらい費用かかりましたか?
らいむたそさん もう思い出すのも嫌なくらいなので、正確には数えてないです(笑)。でも一気にやったんじゃなくて、少しずつ手を加えていった感じですね。
――結果的に自信が持てたというのは素晴らしいですね。
らいむたそさん 本当にそう思います。自分に自信がつくと、心にも余裕ができて、周りの人にも優しくなれるんですよね。だから自分磨きって素敵なことだなって、今は心から思えます。
――今、もし目の前に自分のことで悩んでいる人がいたら、どんな言葉をかけますか?
らいむたそさん 難しいけど、「自分の好きなようにすればいいよ」って言いたいです。人にどう思われるかより、自分がやりたいことをやるのが一番。コスプレもそうだけど、自分のやりたいことをやって、自己実現していくのがいいんじゃないかなって思いますね。
――最後に、これからの目標があれば教えてください。
らいむたそさん 『ドラゴンクエスト』が大好きなので、いつか公式レイヤーをやりたいです!村人でもおじいさんでも、どんな役でも嬉しい!とにかく、これからも『ドラクエ』に関わっていけたら最高ですね。
【あわせて読む】スタイル抜群の美少女コスプレイヤー「普段はコンカフェ勤務、休日は4匹のヤモリと遊んでいます」