【写真】次郎がのぶを射止めた瞬間、『あんぱん』第40回【5点】
昭和14年12月、のぶは縁談相手の次郎(中島歩)と再び会うことに。
そんな次郎の姿にのぶも少しずつ心を開き始め、教師として国にご奉公する子どもたちを育てる葛藤や、「愛国のかがみ」と呼ばれていること、蘭子(河合優実)に「うそっぱち」と言われてしまったことなど、「ほんとうは辛い」と本心を明かした。
すると次郎は「そんなに重い荷物をいくつも担いでいたら、船だったら沈んでしまいます。荷物を降ろす用意をしませんか?」と、戦争が終わったら何がしたいか一緒に考えようと提案する。そして「まだ何も思いつかない」と表情が暗いのぶに、次郎は「ゆっくり考えたらえいです。のぶさんは足が速いき、すぐ追いつきます」と言う。
この言葉は偶然にも、幼き日ののぶに父・結太郎(加瀬亮)が掛けてくれた言葉と同じだった。のぶは、ハッとしたように一度別れた次郎を全速力で追いかける。そして「こんな私でよかったら、よろしゅうお願いいたします」と、次郎と共に生きることを決めたのだった。
SNSでは「次郎さんぼんやりした印象だったけど、のぶに対してかけてくれる言葉が亡き父と重なるのは胸熱…」「次郎さん、なかなかの男前っぷり」「次郎さんが素敵すぎて…」「のぶおめでとう!」「のぶちゃんのこと大事にしてくれそう!」など、祝福の声が多く寄せられていた。
次週は第9週「絶望の隣は希望」が放送される。
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