5月18日、大阪・日本橋でコスプレイベント「第18回 日本橋ストリートフェスタ2025」(通称:ストフェス)が開催された。同イベントは、日本橋のある電気街「でんでんタウン」周辺を舞台に、地域活性化を目的として2005年にスタート。
今年は、昨年の来場者数を上回る22万人が訪れ、最大級の盛り上がりを見せた。「ENTAME next」では、当日注目を集めていたコスプレイヤーたちに現地で直撃インタビューを敢行。さらに、特別に撮り下ろしの撮影にも応じてもらった。

【写真】漫画『Dr.スランプ』アラレちゃん(則巻アラレ)のコスプレを披露、うさぎ。さんの撮り下ろしカット【10点】

今回お話を訊かせてもらったのは漫画『Dr.スランプ』の、アラレちゃん(則巻アラレ)のコスプレをしていた、コス暦10年のうさぎ。さん。堂々と撮影に応じる姿が印象的だったが、学生時代は極度の人見知りだったという。そんな彼女が、どのようにしてその壁を乗り越えてきたのか訊いた。

――お仕事は何をしているんですか?

うさぎ。 前はスーパーで果物を詰めるバイトしていたんですけど、今は雑貨屋さんで働いてます。可愛いものに囲まれて毎日楽しいですね。

――コスプレ歴はどれくらいですか?

うさぎ。
 10年目です。

――長く続いていますね。そもそものキッカケは?

うさぎ。 正直ちゃんとは覚えてないけど、たしかコスプレイヤーさんがテレビに映ってるのを観て「自分も可愛い衣装着たいな」って思ったんだと思います。

――コスプレをやって良かったなと思うことは?

うさぎ。 メイク技術が上がりました。あとはコスプレでカメラマンさんと関わることでコミュ力が上がったことですね!それまではすごく人見知りで、誰かに話しかけられても「あ……」ってどもって、目も見れないくらい陰キャだったんです。(笑)。

――陰キャだったのは学生時代からですか?

うさぎ。 そうですね。女子校に通っていて、少人数クラスだったので、3年間メンバーが変わらなかったんです。なのに、クラスでもずっと浮いてて、友達もいなかったんです。
授業がある時間はひっそり耐えて、放課後になるとすぐ帰ってずっとゲームしていました。先生に「あと何回休めますか?」って聞いて、週の半分くらい学校に行かなかったです(笑)。

――休みの日に友人や恋人と遊びに行ったりもしなかった?

うさぎ。 できるだけ家にいたいので。今も可能な限り寝ていたいです。起きてご飯食べてゲームをして、お風呂入って寝るの繰り返しかな。体力がないから、休みの日こそ休みたいんです。恋人もいらないですね。どうせうまくいかないし、不倫とか浮気のニュースもいっぱいあるじゃないですか。真実の愛なんてないんだなって思っちゃいます(笑)。

――陰キャ時代の失敗談って何かありますか?

うさぎ。 そもそも人と接してこなかったから、失敗もなにもない(笑)。


――どうやって克服したのでしょう。

うさぎ。 コスプレがキッカケで関わる人が増えましたね。特にカメラマンさんに撮ってもらって、向こうは忘れていても私が覚えていることが多いんです。「1年前も会いましたよ!」とかツッコんでいたら徐々に。忘れられているのは悲しいですけどね(笑)。

――では最後に今後の目標を教えてください。

うさぎ。 スマホゲームの『#コンパス戦闘摂理解析システム』に登場するメグメグちゃんが大好きで、これまで13着のコスプレをやってきました。今年はあと2着以上やりたいです。すでに3着決まっているので、場所と時間が合えばすぐにでも実現したいですね!

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