【写真】『SPY×FAMILY』ヨルに、白倉ゆうさんの撮り下ろしカット【7点】
今回お話を訊かせてもらったのは『SPY×FAMILY』より、ヨル・フォージャーのコスプレをしていた、白倉ゆうさん。コスプレ歴1年で、今年新卒採用で保険営業として働きはじめたとのこと。最初は「コスプレの何が楽しいの?」と疑問を持っていた彼女が見つけたやりがいや、学生時代の思い出などを訊いてみた。
――コスプレを始めて、どのくらいになりますか?
白倉さん やっと1年経ったくらいですね。友達が目の前で「今度コスプレやってみるんだ」って準備してたんですよ。最初は正直「何が楽しいんだろう?」って思ってたんです。でも興味本位でやってみたら、衣装やウィッグ、小物、ポージングまでこだわる部分がたくさんあって、なにより自分の好きなキャラになれるのがすごく楽しくて!マイナスから一気にプラスに振り切れた感覚です。
――今日のヨルさんのコスプレでは、どこを一番意識されましたか?
白倉さん ヨルさんは動きがしなやかでかっこよくて、堂々とした雰囲気が魅力的。だから衣装や小物もですが、特にポーズにこだわりました。
――そんな白倉さんのお仕事は?
白倉さん 今は損害保険の営業をしています。父がカーディーラーをやっていて、保険営業の方と話す機会があったんです。
――実際に入社して、理想との違いは?
白倉さん 全くなかったです。外から見て「こうだったらいいな」と思っていた通りでした。内部の人間関係もすごく優しくて、正直びっくりしたくらいです。あとは営業で心が折れなければ……続けていけると思います(笑)。
――学生時代はどんな勉強をしていたのでしょう。
白倉さん 法律を学んでいました。高校生の頃からAIが注目されていて、大学も「ネット社会におけるルール作り」に力を入れていたんです。そういうテーマに興味を持ちました。勉強し始めて「おもしろいな」と思ったんですけど、ついていくのは正直かなり大変でしたね。
――印象的な学生時代の活動は?
白倉さん 大学1、2年生のとき、「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会」の運営をしていました。
――そこでどんな役割を?
白倉さん 審査セクションの統括ですね。審査員の先生をまとめたり、海外の先生には英語で対応したり。英語は堪能ではないので、伝えたいことを調べて、必要なフレーズを覚えて臨みました。
――特に大変だったことはなんでしょうか?
白倉さん 一番大きな失敗は、審査員の集合時間を間違えて伝えてしまって、私と先生が遅刻するという事態に……。その場は大丈夫だったんですが、後で結構怒られました。
――その経験が今のお仕事に活きていると感じることはありますか?
白倉さん 大人との接し方やビジネスメールの書き方も経験できたことですね。あとは営業は事務的に思われがちですが、「相手の立場に立つ」ことが大事だと実感しています。
――最後に今後の目標を教えてください。
白倉さん まずは仕事。お客様目線で物事を考えられる営業になることです。まだ自分本位になっちゃうことも多いので、そこを改善したいなと。
【あわせて読む】【ニコ超】初音ミクに扮した華奢な大学1年生、実はフルコン空手全国3位の武闘派コスプレイヤー