【関連写真】「ごぶごぶフェス」で息子・ハマ・オカモトと共演した浜田雅功
番組はこの日、「コンビ生け花」「美味しそうに食べる人 絵画コンクール」「俳句」の3本立ての2時間スペシャル。浜田は以前と変わらぬ軽快な司会ぶりで番組を盛り上げた。
看板の人気コーナーである俳句査定のお題は「一人メシ」。食事は一人で楽しみたいという考えのもと、焼肉や居酒屋など以前は一人で店に入るにはかなりの勇気が必要だったジャンルの飲食店にも“お一人様”を歓迎する店舗は増えつつある。
しかし浜田は「絶対嫌です」と一人メシを完全否定。「一人で食うててさ、何人かで食うてるヤツに見られて『うわ、あの子友達おれへんねや』みたいな」と、周囲に寂しい人間と思われてしまわないかと抵抗を感じているようだ。
浜田の発言に対し、この日集まった一人メシが好きだという出演者たちは、浜田が指摘するような事態は起こらないと揃って苦笑したのだった。
さて、この日の俳句作品は問題作が続出。お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんの信子の作品「1人鍋メニューに隠れる初夏の青」は15点、フリーアナウンサーの森香澄に至ってはたったの3点という低評価で撃沈。
自身が詠んだ「瓜二つそばでかき消し味かすみ」について森は「一人でお蕎麦屋さんに行った時」と前置きすると、隣の席のカップルの会話が耳に入ってきた状況を解説。
「彼女さんが『わたし今日森香澄に似てない?』って言ったんですよ。(隣席の)私に気付いてなくて。
また、お笑いコンビ・コットンの西村真二が詠んだ67点の句の解説時には、浜田のひと言に視聴者が「さすが!」と唸るシーンも。
西村が「老酒あおりナイター大将は敵」という句に関し、町中華に一人で入り、ナイターを見ながら店の大将と語り合う状況を説明すると、俳句採点を担当する俳人の夏井いつき氏は、「大将は敵」というフレーズは非常に良いと評価。
すると浜田は「最初でええよね」とポツリ。これに夏井氏は「その通りです」と同意し、「大将は敵ナイターと老酒(ラオチュウ)と」と添削したのだった。
俳句査定では、「出演者が詠んだ句について浜田がぼそりとつぶやく指摘が鋭い」という声が以前から起きていたが、今回も「大声と毒舌だけじゃなく俳句を見る目も衰えてない!」「休養中も俳句の勉強してたのかな?」といった反応が視聴者から聞こえてきたようだ。
さて、この日採点された4人の俳句は最高でも67点で凡人評価という体たらく。浜田は「人がせっかく戻って来たら、才能アリが一人もおれへん」と憮然とした表情を見せ、「オンエア見送るか?」と毒を吐いてスタジオを盛り上げた。
こうした中、浜田の休養中に代打で司会を務めたお笑いタレントで俳句の永世名人・千原ジュニアは「二杯目の冷酒塞ぎの虫殺す」と、特別永世名人の俳優・梅沢富美男は「菜箸ですするパスタや缶ビール」と、さすがの出来の俳句を詠んで浜田の復帰を祝ったのだった。
【あわせて読む】ハマ・オカモト、「ごぶごぶフェス」で父・浜田雅功と親子初共演「お父さん復帰おめでとう!」