ライブツアー「初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 ~BLOOMING~」が、4月から5月にかけて開催された。バーチャルシンガーの『初音ミク』『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』『MEIKO』『KAITO』が、大阪、愛知、福岡、東京、香川、北海道、沖縄の7都市を巡演。
日本各地を盛り上げた。

【写真】「初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 ~BLOOMING~」の模様【20点】

「初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 ~BLOOMING~」(以降、初音ミクJPツアー2025)は、初音ミクが日本全国を巡るライブツアー。全国5都市を巡った2023年の日本ライブツアーから2年。今回はさらにパワーアップして、初音ミクのライブ開催自体が初である香川・沖縄を含めた7都市を巡った。

初音ミクJPツアー2025は、4月19日(土)の大阪公演を皮切りにスタート。大阪、愛知、福岡、東京、香川と巡演した後、クリプトン縁の地である北海道での公演を経て、千秋楽の沖縄公演を迎えた。

累計動員数は2万5千人以上。7都市14公演全てで満員御礼となり、グッズの当日販売に訪れる方も含め、国内外から多くのファンが訪れた。

セットリストの組み合わせは公演によって異なったが、1曲目は全公演共通でライブ初披露の『プシ』(r-906 feat. 初音ミク)。オリジナルMVと同じ衣装に身を包んだ初音ミクが舞台に登場した瞬間、どの会場でも大きな歓声が沸き起こった。

また、6曲目では『Caged Flower』(Re:nG feat. KAITO)、7曲目では『夜舞うシルエット』(宮守文学 feat. MEIKO)が全公演共通で初披露され、会場がKAITOとMEIKOのイメージカラーである青と赤に染まった。

KAITOとMEIKOのソロ曲に続く8曲目は公演ごとに異なる楽曲で、実はそれぞれの地域に縁のあるクリエイターの楽曲を届けた。


そして、14曲目でサプライズゲストの重音テトが登場。『メズマライザー』(サツキ feat. 初音ミク、重音テト)が披露され、クリプトン主催ライブとしては初である初音ミクと重音テトの共演に、会場全体が盛り上がった。

また、初音ミクのイベントなどにまつわる楽曲も披露された。様々なイベントやコンテンツの垣根を超えて組まれるセットリストは、本ライブツアーならではの魅力。

初披露の曲や歴代イベント楽曲だけでなく、往年の定番曲や近年の人気曲も欠かせない。アンコール前の“LAST SONG”では、ryo (supercell)の『ODDS&ENDS』を披露した。

アンコールでは“日本ツアー”繋がりの楽曲を披露。前回2023年に実施した日本ライブツアーのテーマソング『THUNDERBOLT』(jon-YAKITORY feat. 初音ミク)からはじまり、再び会場内のボルテージが高まった。

そうした様々なパフォーマンスの最後を締めくくったのは、初音ミクJPツアー2025のためにNoz.が書き下ろしたテーマソング『Over Flow(er)』(Noz. feat. 初音ミク)。初音ミクは、米山舞が手がけた本ツアーのメインビジュアルの衣装に身を包んで登場。歌とダンスのパフォーマンスで会場に笑顔の花を咲かせた。

また6月7日(土)まで、5月3日(土)に東京で実施した夜公演の模様を「ABEMA PPV オンライン配信」で視聴することができる。
配信チケットの販売期間は配信最終日の21時までとなっている。

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