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清野氏によると、2017年秋頃の壇蜜は、ある出来事をきっかけに精神的に不安定な時期を過ごしていたという。作中ではその様子を「『うっ』と突然、息を詰まらせるように落ち込むことが多くなっていた」と描写。原因は、同年夏に話題となった宮城県の観光PR動画「涼・宮城の夏」の炎上騒動にあった。壇蜜が主演したその動画は、艶やかな演出や意味深なセリフが物議を醸し、「観光プロモーションとして不適切」との批判が殺到。メディアでも大きく報じられ、公開は中止に追い込まれた。
「あのCMは、今でも『伝説の放送禁止映像』として男性週刊誌やネットなどで語り草になっています。ただ、壇蜜さん本人に非があったわけではない。それでも長期間にわたって彼女の心に影を落としたというのは、意外でした」(スポーツ紙記者)
壇蜜は一見すると精神的に強そうなイメージがあるだけに、「東北の人たちに申し訳ない…」と炎上によるダメージを数カ月引きずったという事実に、驚きを覚えた読者も多いだろう。
この漫画については、6月2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した壇蜜自身も、間接的ながら心情を明かしている。同番組では、夫である清野氏の漫画について「ちょっと恥ずかしい」と照れつつも、「私たちが別居婚でも充実して過ごしていることが伝わっている」と語り、清野氏への信頼をにじませた。
壇蜜は番組内で、連載が好調であることも明かし、「講談社の方もとても喜んでいて、できるだけ長く続けたいという気持ちを聞きました」とも語っていた。実際、7月23日には単行本第1巻の発売が予定されており、今後も注目を集めそうだ。
とはいえ、壇蜜の近況については気がかりな点もある。テレビ復帰の機会が減っている中、今回の「徹子の部屋」出演は久々の地上波登場だったが、ネット上では彼女の“激やせぶり”を心配する声が続出。「体調が万全ではないのでは」といった指摘もあり、実際、首筋や腕が細く見える姿が番組のオフィシャル画像でも確認された。着用していたワンピースも、痩せた印象をカバーするようなふんわりとしたデザインであった。
壇蜜は2023年に体調を大きく崩していた時期がある。文化放送『大竹まこと ゴールデンラジオ!』の生放送中に途中退席し、長期休養に入ったことは記憶に新しい。復帰と休養を繰り返し、最終的に同年12月に復帰を果たしたが、年間を通じて半分以上を休養にあてていた。その背景には、愛猫との別れや最愛の祖母の急逝など、不幸が重なったことが報じられている。さらに2024年には所属事務所が破産するなど、波乱の日々が続いていた。
「彼女は自分の体調不良が清野さんに迷惑をかけると思い、離婚を切り出したそうです。しかし、清野さんは『支えになりたい』と受け止め、離婚を拒否。入院中も電話やメールで支えてくれていたといいます。こうした姿勢が、漫画の中にも温かく描かれているのでしょう」(前出のスポーツ紙記者)
第1巻の発売をきっかけに、2人の優しい空気感に触れる読者がさらに増えていきそうだ。
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