フリーアナウンサーの古舘伊知郎が6月9日、YouTubeチャンネルを更新。ドナルド・トランプ米大統領と蜜月関係が決裂したとみられている実業家のイーロン・マスク氏の今後について私見を述べた。


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古舘は冒頭で「イーロンマスク。陰の大統領への戦略、野望があるのではないか、そのところまで話をしてみたいと思っています」と切り出した。

EV(電気自動車)メーカーのテスラを率いるマスク氏がやりたいことについては、「EVというより、今や宇宙」と言い、「そしてAI。これを使った火星移住計画なわけです。これが本願ですから、あまりテスラのほうじゃないんですよ」と説明。

続けて「先週、スペースX(マスク氏が代表を務める航空宇宙メーカー)のイベントで、来年に計画している火星への無人フライト。これに関して、まあ一朝一夕にうまくいかないとは思うけど、火星への無人フライトに(テスラの)人型ロボット・オプティマスをスペースXに乗せて、将来の人間に代わるフライトの準備をさせると発表している」と補足し、「だから、AIと宇宙のルールづくりをしたいから、400億円以上もトランプ政権側に応援をしたってことも言えるわけです」と持論を展開した。

マスク氏の将来に話が移ると、今後のことはわからないと前置きしたうえで、「ひとつ言えるのは、火星の植民地化をすすめるマスクの頭の中にあるのは〝ポスト・トランプ〟だろうと思う」と推測。3年半後の米大統領選では「ヴァンス米副大統領は40代半ばと若いですから、そのあたりと組んで、陰の大統領としてか、表の大統領としてかわからないけど、覇権取りを狙って宇宙開発に莫大な予算をつけさせようとしているはずだ」と語った。

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