大物ゲストを前に“新たなスキル”が発動した。6月7日、オリエンタルラジオ・中田敦彦が自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」を更新。
俳優の小栗旬との対談動画を投稿した。

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小栗は、6月13日に公開される主演映画「フロントライン」のプロモーションを兼ねての出演だったが、1時間に及ぶ対談では「監督業と俳優業」「俳優としての変化」「人生の第2章」「演技の原体験」など、かなり深い話が飛び出し、視聴者をクギ付けにした。

「2人の出会いは、2007年に隣のスタジオで収録していたことで挨拶を交わしたのが最初。この頃、中田はドラマ『花より男子』(TBS系)で小栗が演じていた花沢類のパロディをしていたことから、どんな反応をされるのか不安だったものの、気さくに応じてくれたことが嬉しかったと明かしていました。相方の藤森慎吾と小栗に交流がある縁もあり、今回の出演に繋がったようです」(YouTubeライター)

中田は2020年に吉本興業を退社し、翌年からはシンガポールに移住。日本のエンタメ界とは距離を置いている一方で、YouTubeチャンネルは登録者546万人を誇り、テレビを主軸にする芸人とは一線を画す活動を見せている。

「同チャンネルでは、中田が時事問題について独自でわかりやすく解説するのがメインですが、ここ最近は中山秀征や北野武など芸能人との対談動画も増えてきました。その中で磨かれたインタビュアーとしての才能が改めてファンから注目を浴びています」(前出・YouTubeライター)

動画を見た出版関係者も、中田の“聞き手”としての能力をこう評価する。

「とにかく小栗のことをよく下調べしていたのがわかりました。小栗が2010年に初監督した『シュアリー・サムデイ』のタイトルを口にすると、即座に『拝見しました』と答えていましたし、2022年に小栗が主演したNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の話題になっても、全話見ていたかのようによどみなく会話をしていました。中田の聞き方、話の展開の仕方、質問力のスキルが高かったからこそ、小栗も気持ちよくなって番宣の域を超えた深い内容になったのでしょう。テレビ界では林修氏が名インタビュアーとして知られていますが、中田も同レベルではないでしょうか」

ネット上でも「こんなふうに話を聞いてくれたら話し甲斐があるだろうなぁ」「後半になるにつれてどんどん深く盛り上がっていく内容で1時間があっという間に終わっちゃった」「小栗さんの核となる部分が引き出される瞬間、ゾワゾワっとしました」というコメントがズラリと並んでいる。


「芸人」としての表舞台を離れた中田だが、次は“聞き手”として存在感を放っていきそうだ。

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