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堀北さんが引退から8年たってトレンド入りした理由は、5月下旬にXのあるユーザーが投稿したポスト。昨年12月に女性誌が報じた「“令和のイケパラ”映画が製作される」という記事を引用しながら、「もうあの平成のイケパラ(初代)を超えることは一生無理だと思う…」などと書き込み、それが広く拡散されたことだった。
『イケパラ』とは、堀北さんが2007年に主演したフジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』のこと。ヒロイン役の堀北さんのほか、彼女を取り囲む男子生徒役として、小栗旬、水嶋ヒロ、生田斗真、岡田将生、石垣佑磨、鈴木亮平らが出演し、彼らの出世作の一つともなった。
実は記事内容は「イケパラのようなイケメンキャストぞろいの映画の製作が進んでいる」というものであり、あくまで別作品なのだが、新規キャストでリメイクされると勘違いする人が続出したのだ。
さらに、別の女性誌では「上白石萌歌をイケメンたちが取り囲む映画」と報じており、これによって堀北さんが『イケパラ』で演じた主人公の芦屋瑞稀を、上白石が演じるのではという誤解が広まった。
それによって、ネット上では「イケパラのリメイクなんてあり得ない」「上白石萌歌じゃイメージが違いすぎる」といった否定的反応が噴出。SNSなどでは以下のような「復帰待望論」が数多く飛び交ったのである。
「堀北真希ちゃん、本当にかわいかった。復帰してくれんかな~」
「やっぱりイケパラは堀北真希なんだよなー。芸能界で一番復帰してほしい人」
「あんなに可愛くて魅力的な女優さんはいないから、帰ってきてほしいな」
先述したように、あくまで「イケパラのような映画が制作進行中」という話であり、リメイクされるわけではない。批判された上白石にとっては完全なとばっちりだ。
ただ、『イケパラ』は、2011年に前田敦子の主演で『花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011』(同局)としてリメイクされたことがある。このリメイク版は将来のスターとなる若手有望株が多数出演していたものの、視聴率的にも視聴者からの評価的にも、成功したとは言い難い結果となった。こうした過去の印象が「またリメイクで失敗するのではないか」というファンの不安や反発を招いたのかもしれない。
その一方で、今回の騒動は、引退から8年たっても堀北さんの評価と人気が衰えていないことを証明したともいえる。
堀北さんはデビュー直後から、抜群の透明感と端正なルックスで人気を集め、2005年に日本テレビ系ドラマ『野ブタ。をプロデュース』のヒロイン役でブレイク。当初はアイドル女優的なイメージが強かったが、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズやNHK大河ドラマ『篤姫』の和宮役、元ヤンキーの敏腕行政書士を演じたTBS系ドラマ『特上カバチ!!』などで実力も認められるようになり、2012年に主演したNHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で評価を不動のものにした。
今回の騒動で復帰を望んでいる人が多いことが分かったが、残念ながら業界内では「復帰の可能性はほぼない」という見方が大勢を占めているようだ。
堀北さんは2015年に俳優の山本耕史と電撃結婚し、メディアで「交際ゼロ日婚」と騒がれた。以降はCM以外の仕事をセーブし、翌年には第一子の出産を発表。そして2017年、当時の所属事務所との契約満了と共に芸能界を引退した。
結婚後も高い人気を保っていた堀北さんの引退を惜しむ声は多く、当時は世間でも業界内でも「いずれ復帰するのではないか」「夫の事務所に移籍して再スタートを切るのでは」といった推測が飛び交っていた。
しかし、現在に至るまで復帰につながる具体的な話が出たことは一切なく、2019年に山本が第二子の誕生を報告したくらいしか動向は伝わっていない。
さらに2020年には、堀北さんの実妹でモデルのNANAMIがバラエティ番組に出演し、姉の復帰について聞かれて「しません。引退する時に『ない』と言っていた」と断言した。また、5月30日付の「週刊女性PRIME」が復帰を勧めるママ友たち対して「今が充実しているから」と堀北さんが毎回キッパリ否定しているとのエピソードを報道。これらを合わせて考えると、復帰の可能性は極めて低いと言わざるを得ないようだ。
ある意味、潔く芸能界を去ったことで「伝説」になったともいえる堀北さん。人気絶頂期に引退して「伝説のアイドル」となった山口百恵さんと同様、堀北さんも事あるごとに「伝説」として語り継がれていくのかもしれない。
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