【写真】シルエットのみ解禁された“喪黒福造”のビジュアル【9点】
原作は、藤子不二雄Aによる不朽の名作『笑ゥせぇるすまん』。
アイコニックな喪黒のビジュアルと特徴的な笑い声を持つ、どこか悪魔的な魅力に加え、人の欲望・願望を叶えながらも、喪黒との約束や忠告を聞き入れなかった相手がその代償を背負わなければならないという、ブラックユーモアたっぷりな展開に老若男女問わず人気を集めた。
今作は、喪黒福造とダークで大人のメルヘンな世界観はそのままに、脚本を現代にアップデート。脚本を担当するのは、2024年に『不適切にもほどがある!』(TBS)で「東京ドラマアウォード2024」脚本賞、「第33回 橋田賞」を受賞した宮藤官九郎、舞台『鍵泥棒のメソッド→リブート』で上演台本と演出を担い大きな話題を集めたマギー。
さらに、渡辺謙主演のコントドラマ『君は天才!』(NHK)の脚本・監督のほか、シティボーイズライブなどの舞台も手掛ける細川徹、お笑いコンビ“かもめんたる”のメンバーでありながらドラマ『ダメマネ!ーダメなタレント、マネジメントしますー』(日本テレビ)や舞台『歌舞伎町シャーロック』の脚本を担当するなど、マルチな才能を発揮する岩崎う大の4人だ。
また今回、15秒のティザー映像も解禁された。特徴的な喪黒の笑い方や歩き方などその再現性の高さが垣間見えるが、喪黒福造を演じる主演俳優は未解禁となっている。6月18日には、Prime Video公式SNSにシルエットのみの喪黒福造が投稿され、SNS上では早くも「楽しみだけど意外とゾワッとするんだよな…」「実写?」「シルエットが〇〇」と実写化に対する喜びの声とともに、誰が喪黒福造を演じるのか予想する投稿が寄せられている。
喪黒福造役の俳優は、6月25(水)19時に解禁される予定だ。
▼宮藤官九郎 コメント
終始楽しかったです。月1の構成会議はマギーを長男に(俺の方が年上だけど)次男的なポジションで、細川くんがやんちゃな三男、う大さんが反抗期の四男という感じでガヤガヤ楽しかったですし、豪華すぎる出演者が後から後から決まるしで、なんかもうご褒美のような仕事でした。原作の、不変にして普遍のテーマ「ココロのスキマ」を追求しつつ、アップデートしてんだかしてないんだか、ギリギリのラインを攻めました。
▼マギー コメント
作家四人と監督のアイデアの出し合い、へし合い、カブセあいの打ち合わせが毎回楽しかった!ゲラゲラ笑う俺、ヘラヘラする宮藤さん、ニヤニヤする細川さん、ムッツリ微笑むうだいくん、ガハハと笑う伊藤監督。そんな幸せな会議室から生まれた12のドーンを、出演者の皆様がさらに面白く立体化してくれているに違いない。早く視聴者としてゲラゲラしたい!ご期待ください。
▼細川徹 コメント
はじめてのテレビの仕事で一緒にやらせてもらった宮藤さん、マギーさんとひさしぶりに会議であーだこーだやれて、さらに、変態面白舞台を作るう大くんまで一緒に脚本を作れるなんて、本当に贅沢な、ご褒美みたいな仕事でした。そして、みんなよく「ドーン!」と言ってた。宮藤さんもマギーさんも、う大くんも自由で面白く、どれくらい実現できるのかと思ってたら、快くOKをいただき、かなり実現できているみたい。楽しい会議から生まれた令和版『笑ゥせぇるすまん』、間違いなく面白い作品になってると思います。最後に言いたいだけでいいますが、ドーン!
▼岩崎う大 コメント
この方(主演)が喪黒福造をやる。このコンセプトだけで、本当にワクワクする企画だと痺れました。
『笑ゥせぇるすまん』のブラックさの大ファンだったので、関われること自体が光栄でした。この作家陣ですから、ぜひ期待してください!
▼チーフプロデューサー・山鹿達也 (テレビ東京) コメント
「ドーン!」「オーホッホッホッホッ」子どものころ、アニメを見て衝撃を覚えた日のことを覚えています。
皆さん、原作が持つダークで大人のメルヘンという世界観を、若い人にも刺さるようにアップデートし、さらにオリジナル要素を入れて、遊びココロ満載で独創的でインパクト1000%のエンターテインメント・ドラマが生まれました。まだ主演の喪黒福造は発表前ですが、まさにハマリ役!完全に喪黒福造に似せて憑依しています(笑)。
そして各話のゲストには日本のテレビ・映画界で主演クラスの人気・実力派俳優に参加していただきました。ストレス社会、成果主義、格差…、悩みを抱え「ココロのスキマ」だらけの現代人には、喪黒福造は待ちに待ったヒーローだと確信します!喪黒福造が日本中の、いや世界中の人たちの「ココロのスキマ」を埋めていきます!ご期待ください。
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