今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』(総合・月曜~土曜8時ほか)第63回が25日(水)に放送された。

【写真】のぶと嵩が4年ぶりに再会『あんぱん』第63回【5点】

第63回では、のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)が4年ぶりの再会を果たす。
焼け野原を前に、のぶはポツリポツリと「うち、教師辞めたが」「うちは、子どもらあに取り返しのつかんことをしてしもうたがや」と後悔を口にする。嵩は遮ることなく、ただじっとのぶの言葉に耳を傾けた。

のぶが「うちは……生きちょってえいがやろうか」と涙をこぼすと、嵩は「のぶちゃん。死んでいい命なんて一つもない」とフォロー。そして、「正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもの簡単にひっくり返るんだから」「でももし逆転しない正義があるとしたら、全ての人を喜ばせる正義。僕はそれを見つけたい」とのぶを励ました。

生きる意味を見失い線路に寝転がったり、行方をくらませたり、ずっと“たっすいがー”と呼ばれてきた嵩。だが、人の死を目の前にし、自分自身も命の危機を経験したことで、どこか達観したようにも見える。のぶも嵩の言葉に心救われ、最後は少し和らいだ表情に。第1回の冒頭にも登場した“正義は逆転する”というキーワードも再び登場し、二人の今後につながる大切なワンシーンになったに違いない。

SNSでは「今日は本当に大事な回だったね」「なんだか嵩、戦争からもんてきて雰囲気が変わったね。
たくましくなった」「戦争を経て発せられる嵩の一言一言が重い。。はぁぁめっちゃ泣いた回でした」「絶望の真っ暗闇にいた二人に、一筋光がさしたような美しいシーンだった」など、のぶと嵩の再会シーンに反響の声が寄せられた。

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