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城が演じるのは、大河ドラマ64作目にして初登場となる歴史的人物・徳川家斉。
舞台は18世紀半ば、人口100万を超える世界有数の大都市へと発展した江戸。蔦重こと蔦屋重三郎は、吉原の引手茶屋に引き取られ、血縁を超えた人々との絆の中で育った。貸本屋として身を立てたのち、書籍の編集・出版へと転身し、時の権力者・田沼意次(渡辺謙)がもたらした自由な風潮の中で江戸文化の発展に貢献。喜多川歌麿(染谷将太)や葛飾北斎、十返舎一九ら、のちに日本文化を象徴する巨匠たちを見出し、“江戸の出版王”と称される存在に。
しかし、田沼意次の失脚とともに松平定信の「寛政の改革」が始まり、蔦重の自由な出版活動や政治風刺は弾圧の対象に。財産の半分を没収され、周囲では江戸追放や命を奪われる者も現れる。幕府の厳しい監視と執拗な弾圧にさらされながらも、蔦重は筆の力を信じ、反骨の精神を貫いていく。
病魔に襲われ、命の終わりが迫る中でも、彼は最後の大仕掛けとなる壮大な“エンターテインメント”「写楽」に挑むのだった――。
▼城桧吏コメント
徳川家斉を演じさせていただきます城桧吏です。
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