【写真】ついに完結!『あな奪』北川景子・大森南朋のクランクアップSHOT【4点】
本作は、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱くなか、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。
第10話では、紘海の娘・美海(一色香澄)が、実は長年行方不明だった旭の娘・萌子であることが判明。旭は誘拐犯である紘海を追い詰め、成長した娘と10年ぶりの再会を果たす。美海を紘海から引き離し、萌子として結城家に連れ戻す様子が描かれた。そんななか、自分が誘拐された子供だと知って激しく動揺するも、「私、お母さんの子でいい」と紘海にすがる美海の姿や、そんな娘を本来の居場所である結城家に帰らせるため、本心とは裏腹な言葉で傷つけ、突き放す紘海の姿に、多くの視聴者が涙した。
SNSには「つらすぎて涙が止まりませんでした」「今期のドラマで一番心動かされてるドラマです。どういうラストなのか来週が待ち遠しい」「序盤からボロ泣き。続き気になるけど、来週で終わっちゃうの悲しい」といったコメントが相次ぎ、Xでは世界トレンド、日本トレンドともに1位を獲得。怒涛の展開を受け、物語のクライマックスを見届けようとする人のコメントが相次いだ。
最終回の放送を前に、視聴者の間で様々な考察が飛び交うなか、北川景子、大森南朋からクランクアップコメントが届いた。
主演として現場を引っ張ってきた北川は、「連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした」と撮影を振り返り、「私が現場で、『こういう芝居がしたいな』と閃いて、監督たちに提案させていただいた際は、みなさんが真剣に聞いてくださり、『じゃあ、こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう』とか、みなさんがうまく切り取ってくださいました。
一方、第10話では立場が一転し、紘海に静かな怒りをたぎらせた旭役の大森は、「放送まで、どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…、経過観察していきたいと思います!」と視聴者の心情を察して自虐的なコメント。共演者やスタッフを笑わせた。
▼北川景子 クランクアップコメント
みなさん、1クールお疲れ様でした。 連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした。 私が現場で、『こういう芝居がしたいな』と閃いて、監督たちに提案させていただいた際は、みなさんが真剣に聞いてくださり、 『じゃあ、 こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう』とか、みなさんがうまく切り取ってくださいました。 お互いのアイデアを出し合いながら、 撮影が進められたこと、毎日感謝していました。 私は、 このお仕事を始める前から、テレビドラマを見ることがすごく大好きで、テレビっ子でした。 時代も変わり、テレビ以外の娯楽もたくさん出てきていますが、 やっぱり、テレビドラマの持つ力やテレビの影響力というものを信じています。 みなさんと過ごしたこの1クールは、きっと一生忘れられない思い出になると思います。 私のような至らない主演にみなさんがずっとついてきてくださったこと、 本当に心から感謝しています。
▼大森南朋 クランクアップコメント
お疲れ様でした!ありがとうございました。 寒い時期から始まり、 ずいぶん長い間この作品に携わってきた気がします。作品としては、重たいテーマではありましたが、北川さんに引っ張っていただき、 みなさんに引っ張っていただき、現場では非常に楽しく過ごすことができました。 今日で撮影は終わりますが、 放送まで、どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…… 経過観察していきたいと思います!皆さんもゆっくり休んでください。お疲れ様でした!
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