「2025ミス・ユニバース・ジャパン」栃木代表の橋本佳央理さん(はしもと・かおり/21歳)は、現役の大学生。セミファイナリストに選ばれた今、「夢を形にする」ステージに立っている。


【写真】現役大学生で「ミス・ユニバース・ジャパン」に挑戦、栃木代表・橋本佳央理さん【5点】

セミファイナリストに選ばれたときの心境を尋ねると、橋本さんは「嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいでした。それと同時に、次は“日本一”という強い想いが湧き上がりました」と力強く語る。自らを一言で表すなら「有言実行」。「自分がやりたいと思ったことには、迷わずチャレンジします。そして、やると決めたからには、最後までやり遂げます」と、信念の強さを垣間見せた。

そんな橋本さんの幼少期は、泣き虫でいたずらっ子。思いついたことをすぐに実行してしまい、家族を驚かせてばかりいたという。チャームポイントは「目」で、その引き込むようなまなざしには、内側からにじみ出る自信が宿っている。

橋本さんの「一番頑張ったこと」は、高校時代の剣道部での経験だ。「私は中学生から剣道を始めたため、周りよりもスタートが遅く、常にブランクを感じていました」と語る。しかし、その差を埋めようと自分を追い込み、技術だけでなく心の強さも磨いたという。「たくさんの壁にぶつかりましたが、それを乗り越えるたびに、自分の中に“諦めない力”と“仲間の大切さ”が育ちました」。
剣道は心と体を成長させてくれた、大切な経験だと振り返る。

目標にしている人物として名前を挙げたのは、ココ・シャネル。「彼女は時代や常識にとらわれず、『自分らしく生きることの美しさ』を体現した女性です」。その姿勢に強く惹かれているという。オピニオンリーダーとはどんな存在かという問いには、「共に歩み、共につくりあげていく人です」と答えた。

関心を寄せている社会問題は「難民問題、特に“洋服にアクセスできない子どもたち”の現状です」と話す。洋服は自己表現や自信に直結する大切なツール――その考えから、将来的にはファッションのプロとして、洋服を通じて力を届けたいと語る。

「この挑戦に踏み出せ、最後までできたのは、いつもそばで支えてくれた家族や友人、そして多くのサポートしてくださる方がいたからです」と、周囲への感謝を忘れない橋本さん。「今度は、私が誰かの勇気や希望になりたい」。その思いから、ミス・ユニバースになった暁には、行動で感謝を伝え、ポジティブなエネルギーを世界に広げていきたいと語る。

将来の夢は「世界的に活躍すること」。夢を叶える力も、そのビジョンも、彼女の中にしっかりと根を張っている。
最後に、「自分のベストを尽くせるよう精一杯頑張ります!そしてミスユニバースジャパン2025のメンバーと最高なステージをつくりますので、応援よろしくお願い致します!!」と意気込みを語った。

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