「生き方まで美しい」佐々木希“離婚しない決断”が感動を呼ぶ一方、夫・渡部に吹く逆風

女優の佐々木希が、夫でアンジャッシュの渡部建が2020年に起こした「多目的トイレ不倫」について初めてテレビで語ったことが話題になっている。いまだ消えぬ戸惑いと苦しみをにじませながらも、子どもを第一に考える姿勢や、凛として前に進もうとする強い意志を見せたことで感銘を受ける視聴者が続出し、佐々木の好感度が改めて爆上がりすることになった。【関連写真】白い美脚がまぶしい佐々木希のユニホーム姿【2点】佐々木は7月2日放送の、日本テレビ系バラエティ『1周回って知らない話』2時間SPにゲスト出演。渡部が起こした騒動について「いまだにまだ許してはいない」「経過観察中」「絶対に（渡部が）悪い」などと本音をぶちまけた。佐々木は2017年に渡部と結婚し、翌年に第1子となる長男を出産。2020年に渡部の騒動が発覚したが、結婚生活を続け、2023年には第2子となる長女を出産し、現在に至っている。佐々木は、最初に渡部の不倫を知った時、「離婚」という選択肢がチラついたと告白。実際に渡部と夫婦の今後について話し合ったこともあったというが、結局は離婚しなかった。これについてはネット上でも「あんなことされてなんで離婚しないの？」「私だったら絶対別れてる」などと、いまだに不思議がられている。佐々木は離婚を思いとどまった理由について、「もし離婚して、子どもがいつかそのこと（渡部の騒動）を知ったとき、子どもにとって『近くにいるパパ』か『離婚して離れているパパ』か、どっちがいいかなと考えた」「近くで見てくれていたパパの方がいいって思うんじゃないか」「離れていて、その事実を知ったらすごく（父親が）憎くなるんじゃないかなって思ったり」などと語り、子どもの将来を考えての決断だったことを明かした。渡部は子どもの前では「本当にいいパパ」だといい、そんな彼を子どもにとって「憎い存在」にしたくないという思いが強くあったようだ。ただ先述したように、決して渡部を許したわけではなく、佐々木は「（渡部は）子どもが成長したら自分で騒動について説明する責任がある」と厳しい言葉も口にした。また、騒動の際に「支えてくれた人」として先輩女優の木村佳乃がVTRで登場。当時の佐々木の憔悴ぶりを振り返りながら、「ただ彼女は本当に強かったです。自分の足で上がっていった」と証言。木村は「つらい時は仕事をがんばりなさい。仕事は裏切らないから」と助言し、佐々木はその言葉に励まされ、仕事と育児に没頭したという。さらに番組では「育児と仕事は両立できているの？」という疑問が取り上げられ、夫婦のある一日のタイムスケジュールが公開された。佐々木は朝7時の朝食作りから始まり、掃除や洗濯などを終えた後、子どもを送り出し、9時から17時までドラマ撮影。買い物をして帰宅してから夕食を作り、下の子をお風呂に入れたり、寝かしつけたりした後も皿洗いや掃除などをこなし、22時にやっと自分の時間が持てるという、フル回転の状態だ。あれだけのことがあっても子どものためを思って離婚せず、子育てと仕事を両立している彼女のがんばりと器の大きさに対し、SNS上では以下のような感嘆の声が上がった。「子どもの気持ちをそこまで想像できるなんて、佐々木希すごい。実際、私は離婚で離れた親を憎く思ってしまったから感動した」「佐々木希の話を聞いてとても感激した。笑顔で優しく人に接したり、仕事も家事も育児も頑張ったりしてる方は、強い人なんだと気づくことができた」「佐々木希って、あんなことがあっても離婚せず、子育ても仕事もちゃんと続けてて…『強い』の意味を体現してる人だと思う。美人ってだけじゃなくて、生き方がカッコいいってこういうこと」「子どもに自分の口で説明する責任があるって、渡部さんはすごい十字架を背負って父として生きるってことだよね。名裁きだと思う」佐々木の評価が改めて上がる一方、その反動で渡部への視線は厳しさを増している。上記の夫婦の一日のタイムスケジュールでは、佐々木は休む間もないほど仕事・育児・家事に奮闘する一方で、渡部は育児には協力しているものの、佐々木に比べてかなり余裕があるように見えた。そのため、SNS上では「ほとんど家事は奥さんがやってるじゃん」「絶対佐々木希より仕事ないのに家事あんまりしてなくて驚いた」といった声も。もちろん、夫婦の事情は外からうかがい知れない部分があり、一概に責められるものではないが、渡部の株が再び下がったことで佐々木の奮闘ぶりが際立ち、より彼女の好感度が上がるという状況になっているようだ。夫の不倫騒動について初めて語ったことで、間違いなく世間からのエールが増えた佐々木。一方の渡部は今後どんな姿を家族と世間に見せていくのか。さまざまな意味で今後も注目を集める夫婦となりそうだ。【あわせて読む】佐々木希、美脚がまぶしいユニホーム姿を披露「スタイル抜群」