【写真】姉妹で活動する人気コスプレイヤーの奥寺テーラ・ひなの撮り下ろしカット【7点】
――最近、お姉さんのテーラさんが一人暮らしを始められたそうですね。ずっと一緒だったお二人が離れてみて、心境の変化はありましたか?
ひなさん そうなんです。今月から一人暮らしを始めて。
テーラさん でも、入居したのは本当に最近で、まだ家には全然物もないんですよ。実家も千葉でそこまで遠くないから、3日に1回くらいは帰って物を運びつつ……みたいな生活をしています。
――寂しいなと感じることは?
ひなさん うーん、姉の部屋は行きたいと思えばいつでも行ける距離なので。むしろ、いつでも居座ってやろうって思っています(笑)。
テーラさん (笑)。それに、ひなの大学の近くに家を借りたんですよ。
――えっ、ご自身の都合というより、ひなさんのための場所探しだったんですか?
テーラさん そうですね、場所探しはひなの大学が軸でした。相鍵ももちろん渡してあります。
ひなさん だから、今までよりも会っているかもしれないです。大学の近くで「今日、ご飯食べよう」って連絡したり。
テーラさん そうそう。だから、以前より会う頻度が下がったという感覚は全然ないですね。
――驚きました。そこまで妹さんを想うのは、昔からなのでしょうか。
テーラさん もう、生まれる前からですね。私、5歳差なんですけど、妹が生まれるまでの5年間、ずっと妹が欲しくて。ベランダの窓に向かって「私には妹が必要だと思うんです」って、毎日神様に祈っていたんですよ。
――神様に祈りが通じたわけですね。
テーラさん 本当にそうなんです。ずっと願っていた妹が生まれてくれたから、生まれる前から可愛くて仕方なかったです。
――実際に妹さんが生まれてきた時の気持ちの変化は覚えていますか?
テーラさん 家に自分以外の、大人じゃない誰かが常にいるっていうのが、まず面白くて。「なんだこの生き物は?」って。ただ寝転がっているだけなのに、それがすごく不思議で、構いたくて仕方がなかったです。
――可愛がりすぎエピソードがあれば教えて下さい。
テーラさん 私が目を盗んでは構いに行ってしまうので、お母さんに「危ないから」って、妹を別の部屋に隠されていた時期がありました(笑)。お母さんが見ていない時は、絶対に触っちゃいけないって、新生児の間はきつく言われていましたね。
――それほどまでに愛されて育ったひなさんは、お姉さんのことをどう見ていましたか?
ひなさん 私にとってお姉ちゃんは、家族というより「一番仲のいい親友」という感覚が一番近いです。ライバルだと思ったことは一度もなくて。
テーラさん それは私も同じかな。本当に何でも話すんですよ。5歳も年下だから「こんなことまで話していいのかな」と思うこともあるんですけど、プライベートなことも全部相談します。年下だけど、ひなの考え方が私の指標になることも多いんです。「あ、こういう考え方で生きるべきだ」って。
ひなさん お互い、本当に考え方が全然違うから、それが逆に参考になるというか。「そう考えればいいんだ」って思うことは、私もたくさんありますね。
テーラさん 友達と違って、喧嘩して疎遠になるってことが絶対にないじゃないですか。だから、常に完全な理解者が横にいてくれる、みたいな感覚は、人生においてすごく重要だなって思います。
ひなさん うんうん。私も何でも相談しやすいです。もしかしたら、私よりお姉ちゃんの方が私のことを知っているんじゃないかな(笑)。
――そんなお二人が、待ち合わせ場所で「可愛い子がいるな」と思ったら、お互いだったということがあったとか。
テーラさん それ、よくあります(笑)!「あの子可愛いな」って思ってよく見たら、ひなだったり。
ひなさん 私も!スマホを見ていて、ふと顔を上げたら可愛い子がいて、「あ、テーラか」みたいな(笑)。
テーラさん 東京駅でばったり会った時は、本当にびっくりしたよね。
――待ち合わせではなく、偶然ですか?
テーラさん そうなんです。ものすごく広い東京駅で、お互い全く別の用事があって。私は家に帰るところで、ひなは遊びに行くところで、時間も全然合わせていないのに、ばったり。あれは怖いくらいでした(笑)。
ひなさん うん、本当にびっくりした。「こんなことあるんだな」って。
テーラさん お互い次の予定があったから、挨拶だけしてすぐに別れましたね。
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