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ミュージカルは、8月9日から30日までKAAT神奈川芸術劇場で上演予定。ブロードウェイ進出も視野に入れたビッグプロジェクトだが、予算会議でスタッフから「予算1億円オーバー」という衝撃の報告が入る。しかも、その重大な問題が、どこか他人事のような薄ら笑いとともに伝えられたことが、西野の逆鱗に触れ、動画内で強い口調でこう憤った。
「ふざけんなと思ったよ。いや、本当にふざけんなと思ったよ」
「普通の会社だったら倒産してるレベル。いろんな人の首が飛んでる。しかも公演の1カ月前に突然そんなことを笑いながら報告されて、あってはならないし、笑って伝える内容じゃない」
自身がゼロから立ち上げ、関わる多くの人の人生を背負っているプロジェクトだ。西野が怒るのも当然だろう。
しかし、その場で感情を爆発させるだけではなかった。報告を受けた直後、西野は自身の脚本料と印税の全カットを即決。さらに、支出の見直しにも着手した。特に問題視されたのは「時給制スタッフ」の存在だった。
「稽古場に“待機”している時間や、スタッフとの食事の時間までが“労働時間”として請求されていた。しかもそれが自己申告制となれば、どこまでが仕事かは曖昧になる」
そう語った西野は、「この現場には、時給制スタッフは一人も入れない」と明言。現場の空気を壊さずにコストを管理する、経営者としての厳しさを見せた。
さらに、ミュージカルの休演日にあたる8月12日には、急きょ“追加イベント”を実施。予定のなかった昼の部でも歌&トークイベントを開催し、会場の“空き”をフル活用して収益化を図った。
そして、以前から構想していた“お金の学校”をこのタイミングで始動させることを決意。親子で学ぶオンラインスクール形式で、西野は「この分野では日本で3本の指に入る」と自信を見せており、単なる補填策にとどまらない新しい教育コンテンツとして注目を集めそうだ。
動画のコメント欄には、「笑いながら報告することではない。お金作ることができるからいいかもしれないけど、優しすぎるわ」「西野さんから直にお金のお勉強、作り方を聞いてるはずなのにスタッフが一番理解してないのは残念だなって思った」「西野さんの予算作り!知識に裏打ちされた思考、常識を覆す新しい視点や発想に毎回、度肝抜かれてます」「西野さんのエンタメや予算との向き合い方を見ていると、自分がどれだけ甘い環境にいるかを思い知らされます」といった感想が書き込まれている。
現時点で予想される赤字は約1億5000万円。しかし、舞台にかける西野の情熱を見るにつけ、この危機もあっさり乗り越えてしまいそうだ。
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