【関連写真】綾瀬はるか主演『ひとりでしにたい』場面カット【5点】
本作は、人類普遍かつ永遠のテーマをトコトン突き詰めた前代未聞の社会派「終活」コメディ。
主人公・山口鳴海(綾瀬はるか)と同じ職場で働いている那須田優弥(佐野勇斗)は、今まで名前をしっかり覚えられていないほど鳴海と関わりがなかったが、実は密かに好意を寄せていた。そして、鳴海が婚活を始めたと聞いた“こじらせ男子”の那須田は、ついに鳴海に声を掛け始める。
自分の気持ちとは裏腹に煽ってばかりだったが、鳴海の身内で実際に起きた孤独死がきっかけで少しずつ鳴海と接する機会が増え、さらに、鳴海の気を引くために思わず“男のアイドル好き”と噓をついたことで、鳴海との距離は徐々に縮まっていく。
また、鳴海の両親に“終活”をさせようと提案し、那須田は鳴海と共に鳴海の実家に出向くなど、山口家とも交流を深め、那須田の鳴海への想いは日に日に募っていた。しかし、鳴海にいきなり「話しかけんじゃねぇ!!」と罵声を浴びせられる展開になり、物語は第5話に。
那須田はその後、鳴海のことを無視し続け、鳴海の気を引き付ける。そして、しばらくしてようやく「山口さん」と今まで通り声を掛ける。
久しぶりに話しかけるも以前と変わらず鳴海を煽り、「今日1日中俺の事考えてましたよね」と那須田は言う。鳴海の地雷をあえて踏み、気づけば思う限り罵倒していた那須田。自分が親にされていた“無視”をマネするように鳴海に同じことをした。
しかし、那須田自身は相手を怯えさせるような顔をさせても全然面白くないと感じていた。それでも鳴海の腕をグッと掴み、鳴海を怯えさせ、「さよなら」と言いその場を去った。
後日、鳴海の家に那須田は呼ばれる。最初はすぐ帰ろうとしたが、鳴海の部屋に入っていった。那須田は鳴海に思ったよりやばい奴だと言われる。そして、君を論破すると宣言を受ける。
“メンヘラDVモラハラ野郎になりきれないただの良い子”そう言われた那須田は焦って早口に俺は自分の親と同じような人間だと言い張る。極めつけに“ただの中二病”だと言われ、最終話へと続く。那須田と鳴海の関係はどうなっていくのか…。
いよいよ次回で最終回を迎える『ひとりでしにたい』。第5話放送終了後、『#ひとりでしにたい』が日本のトレンド入りに。佐野勇斗演じる“那須田優弥”についても「瞳に闇が纏っている」「鳴海とのシーンの見応えありすぎ」「怖さや圧に圧倒された」などとSNSで多くの反響が寄せられている。
【あわせて読む】独身であることに後ろめたさを感じるあなたへ、『ひとりでしにたい』が示す終活の希望