【関連写真】『あんぱん』第85回でついに結ばれたのぶと嵩
その原因は、直前まで放送されていた連続テレビ小説『あんぱん』第87回の内容にある。
ヒロイン・若松のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)のもとを、突然、嵩の実の母・登美子(松嶋菜々子)が訪れる。登美子はのぶと嵩がすぐにでも結婚すると考えたのか、嵩に就職を勧め、三星百貨店の宣伝部の採用試験を受けるよう促すのだ。東京で漫画を思い切り描きたいと考えている嵩は、困惑の表情を見せる。
一方、のぶは東京のガード下を拠点に活動する代議士・薪鉄子(戸田恵子)から、嵩の就職先の相談に乗ると言われるのだが、嵩に漫画を描かせたいと考えるのぶはその申し出を断るのだった。
そしてこの回の最後、三星百貨店への就職を報告する嵩に、のぶは「おめでとう」とお祝いの言葉を口にしながらも、その表情は喜んでいるようには見えなかったのだ。
その直後の『あさイチ』の「朝ドラ受け」である。「喜んでないね」と呟いた大吉に対し、華丸は「いや、そりゃそうですよ。がっかしですよ!」と不満顔。鈴木アナも「のぶちゃんに、ちょっと怒られるかな、ぐらいに思いましたけど」とコメント。
さらに「だって漫画家を目指すと言ってたのに、結局お母さんの言う通り…」と不満を漏らす華丸に対し、大吉は「八木さん、妻夫木さんはすべてお見通し顔」と、報告の場にいた嵩の軍隊時代の上官・八木信之介(妻夫木聡)の名前を出すと、「史実では…」と説明を続けようとする。
すると華丸はこれを制し、「史実? 史実はやめましょう朝ドラで。ノーノーノーノー!」と大吉の発言を制止。
それでも大吉は「有名な話があるから」「八木さんも実はのちの…」と言葉を続けようとすると、華丸は「“のち”はやめましょう。もう朝ドラで“のち”と史実はやめましょうよ。楽しみにしているんだから」と、重ねてクレームを入れたのだった。
視聴者からは「八木さんの“のち”が気になる!」「史実は知りたいけどネタバレやめて!」といった反応も起きている。
八木は今後、のぶや嵩の人生にどのように関わっていくのか。楽しみに待ちたい。
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