【写真】初写真集を発売、上坂樹里の撮り下ろしカット【6点】
――写真集を出すのは以前からの夢だったそうですね。
上坂 ずっと写真集は特別なものだと思っていたので、頭の片隅に「いつか出せたらいいな」という夢がありました。
――過去にどなたかの写真集を買ったことはありますか?
上坂 中学生のときに新木優子さんの写真集を買って、お姉ちゃんと一緒にお渡し会にも行きました。新木さんの大ファンなので、いろんな魅力が詰め込まれている写真集はページを開くたびに幸せな気持ちになりました。
――写真集の撮影に向けて事前準備などはしましたか。
上坂 体調を整えるために、食事制限をしました。
――初の写真集『日日是好日』は十代最後の作品となりましたが、どのような思いで撮影に臨まれましたか。
上坂 カメラマンの神藤剛さんは、以前にも撮影していただいたことがあって、上坂樹里が一番よく見える角度などを分かってくださっていると感じていました。内容はお任せして、ただただロケ地の五島列島を楽しんで、その場で感じたままの表情をたくさん引き出していただきました。五島列島に流れる空気に委ねながら撮影していただいたので、初日からリラックスして臨めましたね。そのおかげで十代最後の、今の自分にしか表現できないものを切り取ってもらえたと思います。
――いつ頃の撮影だったんですか?
上坂 今年の3月中旬に3泊4日で行ったんですが、初日は雪も降っていました。写真だけ見ると常夏って感じに見えるかもしれませんが、ちゃんと寒かったです(笑)。五島列島に行くのは初めてだったのですが、大自然が広がっていて、空気もきれいで、ご飯もおいしくて、人も温かくて。その場にいるだけで良いエネルギーをたくさんもらえました。
――特に印象的だった場所は?
上坂 鬼岳という場所です。広大な景色が広がっていて、そこで見た夕日が忘れられません。撮影期間の中で一番寒い日でしたが、幻想的な景色で印象に残っています。最終日に乗った遊覧船も楽しくて、そのときに着た衣装もお気に入りです。
――食べ物は何が美味しかったですか。
上坂 全部美味しかったですけど、一番は五島うどんの地獄炊きです。最初はだしで食べて、途中から卵を絡めるんですが、とても美味しかったです。帰りに空港で食べたちゃんぽんも忘れられないですね。
――ファッション誌と写真集では、撮影に臨むときの意識も違ったのでしょうか。
上坂 ファッション誌では洋服やメイクをより良く見せることを一番に意識しているのですが、写真集の撮影では常に自分を撮ってもらえているので、不思議な感覚がありました。ただカメラマンさんがリラックスした雰囲気を作ってくださったので、緊張することもなく、近くにカメラを向けられても構えることなく、自然な自分でいられました。
――ファッション誌さながらのオシャレなスタイリングも印象的でした。
上坂 スタイリストさんがフィッティングで、いろんな衣装を用意してくださって。どれも素敵な衣装だったのでテンションも上がりました。
――完成した写真集をご覧になってどんな感想を持ちましたか。
上坂 当たり前なんですけど、自分しか写ってないんです(笑)。丸ごと自分というのは初めてのことだったので感動しました。この写真集が書店に並ぶと想像しただけでワクワクしました。
――『日日是好日』という写真集のタイトルはご自身で決めたそうですが、どのような思いが込められているのでしょうか。
上坂 良い日もあれば悪い日もある。
――写真集の発売日である7月14日に20歳を迎えましたが、何か楽しみにしていることはありますか?
上坂 今まで一度も一人きりで遠くに行ったことがないので、一人旅をしてみたいです。普段から一人で行動するのが好きなので、その延長線上ですね。
――特に行きたい場所はありますか?
上坂 一度も行ったことがないので、海外に行ってみたいです。
▽上坂樹里1st写真集『日日是好日』
好評発売中!
定価3,300円(本体3,000円+税)
出版社:幻冬舎
公式サイト:https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344044487/
【後編】朝ドラ『風、薫る』主演決定に「信じられない」 上坂樹里が語る夢と覚悟