7月23日にリリースされた演歌歌手・望月琉叶のニューシングル『わがまま』が2025年8月4日付オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング1位を獲得した。

【写真】小室哲哉氏が作詞・作曲を担当した演歌歌手・望月琉叶のニューシングル『わがまま』【4点】

望月にとって20年のデビュー曲『失恋慕情』、21年にリリースした『面影・未練橋』以来3作目の演歌・歌謡曲ランキング1位獲得となる。
今作は日本音楽界のレジェンド・小室哲哉氏が作詞・作曲を担当した作品で、小室氏にとっては初の演歌・歌謡曲ランキングでの1位獲得となる。
 
『わがまま』は演歌歌手としての新作をリリースするにあたり、望月からの熱烈なオファーにより小室氏から楽曲提供を受けたが、アレンジは北島三郎や新沼謙治などの楽曲アレンジを手掛けてきた宮崎慎二が担当。小室氏の現代的な女性目線の恋心を描いたせつない歌詞とメロディーが見事に演歌アレンジされ、望月の透明感ある声によって表現される世界は新しい演歌の世界観を提示する作品となっている。
 
これまで数えきれないほどのヒット曲を世に送り出し、アーティストとしても作詞・作曲・編曲家としてもオリコンランキングを席巻してきた小室哲哉氏であるが、演歌・歌謡ランキングでの1位獲得は自身初の栄誉となる。異ジャンルでの1位獲得に小室氏は、「多様性なのかな、いろいろな形で僕の楽曲を表現してくれるアーティストの方々が増えてきて、琉叶もそのひとりですね。」とコメントを寄せた。

望月琉叶は「小室哲哉さんから、すぐに「1位おめでとう」と温かいメッセージをいただき、感激で胸がいっぱいになりました」と語り、「『わがまま』をきっかけに、"演歌ってこんなに素敵なんだ"と言ってくださる方が増えたことも、本当に嬉しいです」と喜びを表現した。

また、望月は7月31日(木)19時から放送されるTBS系列『プレバト!!』に出演する。歌だけでなくイラストや絵画も得意とする望月であるが、番組企画の「水彩画」才能ランキングに挑戦し、絵画の実力を専門家に査定される予定だ。同じく小室哲哉氏から数々のヒット曲を提供された司会の浜田雅功との共演も見どころの一つだ。

▽小室哲哉コメント

多様性なのかな、いろいろな形で僕の楽曲を表現してくれるアーティストの方々が増えてきて、琉叶もそのひとりですね。なんでも受け入れる、自分なりの解釈で表現するところ、控えめなようで、いつの間にかちゃんと主張している、ついつい微笑んでしまいます。彼女の強みだと思います。
彼女のみならず琉叶チームはくじけないですから、常に前向きで、まだまだ上を目指せますね。先ずはおめでとうございます。

▽望月琉叶コメント

この度、「わがまま」がオリコン週間演歌・歌謡シングルランキング1位という素晴らしい結果をいただき、心から感謝の気持ちでいっぱいです。作詞作曲を手がけてくださった小室哲哉さんから、すぐに「1位おめでとう」と温かいメッセージをいただき、感激で胸がいっぱいになりました。今回の小室さんが書いてくださった演歌は、音楽の力に驚かされる連続でした。小室さんが描いてくださったメロディと世界観は、演歌というジャンルに新しい風を吹き込んでくださったと感じています。「わがまま」をきっかけに、「演歌ってこんなに素敵なんだ」と言ってくださる方が増えたことも、本当に嬉しいです。演歌を知らなかった世代の方々にも、少しでもこのジャンルの魅力が届いていたら、こんなに幸せなことはありません。これからも、世代やジャンルを超えて心に届く歌を届けられるよう、丁寧に活動を続けてまいります。引き続き、温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

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