【写真】堕落した中学時代と壮絶な海外留学体験を激白した岸谷蘭丸【6点】
今回は、俳優・岸谷五朗とミュージシャン・岸谷香を親に持つ、実業家でインフルエンサーの岸谷蘭丸による「お受験しくじり授業」後編が放送された。
中学受験で名門・早稲田実業中等部に合格し、“エリート街道まっしぐら”のはずだった蘭丸は、学校の環境に馴染めず、“脱エリート”を選択し、海外留学の道へ。後編の授業では、堕落した中学生活の実態と壮絶な留学体験について激白した。
蘭丸は、中学受験で早稲田に入学したものの、伝統を重んじる名門校らしい校風が合わず、堕落した日々を送るように。「どうせ大学まで行けるし、もう勉強したくねー」という気持ちから、怠惰な生活を送っていた結果、2年の学力テストで250人中243位に転落。親への体裁を保つために、成績の良い同級生から小テストを買収して親に見せていたとも明かし、生徒たちを驚かせた。
そんな堕落した中学生活を送っていた中、中学2年の冬に「やめればいいんだ!」という考えが浮かんだという蘭丸。 “特別になりたい”というプライドを捨てて、内部進学して普通の大学生になる未来を想像し、「もう1回頑張るか」と一念発起した蘭丸は母親に相談。
「逃げるだけではなく次の目標に向かって進むなら協力する」と、母親に背中を押されて名門早稲田からの離脱を決意した。
中学校を辞めたのち、「特別な存在である僕がキャリアダウンは考えられない」という焦燥に駆られた蘭丸は、“海外留学”を決意。「怖かったんです。どうなっちゃうんだろう人生って」「頭が悪くなってる感覚があって、何も頑張ってない日々が嫌になった。人として終わっちゃう」「海外へ行って1から頑張りなおそうという気持ちでいた」と当時の心境を振り返った。
その後、3か月ほど留学準備予備校に通い、ニューヨークにある私立高校へ入学。「父親には慶應のニューヨーク校へ行くと嘘をついて受験した」と語った蘭丸は、そこで「海外留学にかかった費用は(4年間で)約7000万円」とも明かし、「おかん、ホンマごめん」と懺悔。「他の子だったら取れない選択肢を取らせてもらった」と自身の恵まれた環境に感謝を込めた。
そして、ニューヨークの私立高校で寝る間も惜しんで勉強した結果、「1年で4年の課程を終わらせる」ことに成功した蘭丸だったが、「物足りなかった」「(残り)3年ここに居続けても意味ない」と、まさかの転校を決意。
「まだまだ上を目指すぞ!」と、大学受験を見据えてより良い進学校に入りたいと思った蘭丸は、受験の点数は足りなかったものの面接で見せたパッションが評価され、見事プリンストンにある名門高校に転校。
しかし、新しい学校で高校2年目がスタートすると、「学校の校風に全く馴染めない」というまさかの事態に追い込まれ、さらにはアメリカの超エリート大学を目指すような学生たちに囲まれて「基本的に周りが何を言ってるか分からない」「普通のアメリカ人が超早口で喋る。1個も分からない」という現実に直面。
「本当に友達がいない。早稲田(の頃は)は堕落してるけど友達がいる。ここは頑張るけど友達はいない」と当時の苦悩を明かし、結果「2年間誰とも話さず食欲もなくてガリガリになった」と告白した。
「完全に闇堕ちした」という蘭丸は、「病んで朝起きられなくなり遅刻しまくる」「様子もおかしくてカウンセリング室に入れられる」など“病み期”についても激白。そんな蘭丸をさらに追い込んだ“ルームメイト問題”についても語られ、壮絶な留学時代にスタジオは騒然となった。
紆余曲折ありながらも、学校はサボらずに本気で勉強を頑張った蘭丸先生は、人生7回目の受験で見事イタリアの名門ボッコーニ大学に合格。番組終盤では、大学進学後から現在の活動に至るまでの経緯や、今後の夢について授業を展開した。
【あわせて読む】宝くじ1等当せんするも"女性に貢いで3億2000万円使い果たした男"の壮絶しくじり人生に教室騒然