橋本環奈、中川大志と「結婚間近」報道、業界ではむしろ“プラス評価”の理由

女優の橋本環奈が、複数の週刊誌で「結婚間近」と報じられている。ドラマや映画、CMで大人気なだけに、結婚してイメージが変わってしまえば仕事にも大きな影響が出そうだが、業界内ではどのように見られているのだろうか。

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橋本は以前から俳優の中川大志との熱愛説が報じられ、昨秋にデート写真やツーショットも掲載されたことから「交際の可能性は高い」とみられていた。今春には一部女性誌が“破局”を報じたが、7月に「女性セブン」が完全否定。同誌は「橋本が中川のプロポーズを受け入れ、橋本のマンションで同棲中」と伝え、ゴールインへの準備を進めているとした。

同月に「週刊文春」（文藝春秋）も、2人は互いの家族への挨拶と結婚写真の前撮りを済ませ、年内の結婚を目指していると報じた。同誌が橋本の所属事務所の社長を取材したところ、メールで「結婚も結納も予定していません」としつつ、「もし本当に結婚することになりましたら、お知らせします」と意味深な回答があったという。

橋本は多忙なスケジュールの中、2024年度後期のNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の主演をやり抜き、息つく間もなく4月クールのテレビ朝日系ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』で主演を務めた。

さらに、7月からは主演舞台『千と千尋の神隠しSpirited Away』の中国・上海公演に出演（福地桃子とのダブルキャスト）し、同21日にはお笑い賞レース『ダブルインパクト～漫才&コント 二刀流No.1決定戦～』（日本テレビ系）のMCも担当した。

広告人気も高く、7月にエム・データが発表した「2025年上半期TV-CMタレントランキング」では、1位の芦田愛菜（19社）、2位の川口春奈（18社）、同数3位の今田美桜、賀来賢人、大谷翔平（15社）に次ぐ、12社で4位に入っている。

まさに誰もが認める売れっ子女優だが、それだけに「もし結婚したらどんな影響があるのか」に注目が集まっているようだ。

橋本はビジュアル人気が高く、多くの男性ファンを抱えている。女性タレントが結婚した途端、男性ファンが離れるケースは珍しくなく、CMでも「既婚者」となるとイメージが変化するため、広告人気を維持できるかどうかは未知数だ。

しかし、業界では「結婚したらむしろプラス」との見方が強いようだ。

その理由は、橋本が男性だけでなく女性層からの支持も厚いことだ。女性が選ぶ「なりたい顔」ランキングでは常にトップクラスで、昨年9月に小学館が発表した 「高学年JS（女子小学生）に聞いた『なりたい顔ランキング』」では1位を獲得するなど、年齢・性別を問わない幅広い人気がある。

女優としても、アイドル的な人気に頼らず評価されており、仮に「ガチ恋勢」が離れたとしても、支持基盤は揺るがないとみられているようだ。そうであれば、CM人気にも大きな影響はないだろう。

女優業においても、25歳を過ぎても女子高校生役をこなすほどの「美少女」感がある一方で、それが役の幅を狭めているとの指摘もあった。もし結婚すれば「大人の女性」のイメージが強まり、これまで縁がなかった人妻役や母親役など、役の幅が広がっていく可能性がある。

そして、好感度の面での最大のポイントは、お相手の中川だという。

中川は若手俳優の中でも屈指の演技力を持ち、コメディからシリアス、胸キュン系まで幅広くこなす芸達者として知られる。NHKのコント番組『LIFE!～人生に捧げるコント～』で垣間見せる素顔は好青年そのもので、芝居への情熱が強くストイックな姿勢から、業界内での評判もすこぶるいい。女性人気はもちろん、男性層からも「いい奴そう」と支持されているのが特徴だ。

好感度の高い中川との結婚であれば、橋本のイメージにマイナスはなく、むしろ相乗効果で互いの好感度がさらに高まる可能性がある。

実際に結婚に向けて話が進んでいるのかどうかは不明だが、もしそうなったとしても橋本にとってマイナス要素は少なく、快進撃はその後も続きそうだ。

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